秋なのに熱中症になりかけた【音声と文章】
山田ゆり
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※note毎日連続投稿1616日をコミット中! 1598日目(4年余り)
※聴くだけ・読むだけ・聴きながら読む、
どちらでも短時間で楽しめます。
おはようございます。
山田ゆりです。
今回は
秋なのに熱中症になりかけた
をお伝えいたします。
私は姉に手を振って見送ろうと立ち上がった。
途端にめまいがしてすぐにしゃがみこんでしまった。
しゃがみながら人の車を見送ったのは生まれて初めてだった。
***
久しぶりに庭の草取りをした。
その日は珍しく31℃まで気温が上昇し、
最初、長袖長ズボン、長靴で始めたが10分もしないうちに汗で全身びしょびしょになり全て着替えて長袖ブラウスにひざまでのズボン、スニーカーで草取りを再開した。
ここは旧宅があった場所。
2か月前に解体し、
当時生えていた草は土と一緒に根こそぎ取り払ったからその時点では何もない更地だった。
引き続き庭の舗装が始まる予定だったが、連日30℃を超える暑さが続き、舗装工事は止まったままだった。
その間、草が生え始め、日中の酷暑と時々降る雨で、みるみる庭は草がボウボウと生えてしまった。
以前から庭の草が気になっていた。
あの頃に比べたら最近は涼しくなってきたからその日はどうしても草取りをしたかった。
その原動力はもしかして充実していない毎日の穴埋めをしたかったのかもしれない。
午前中2時間40分経った頃に姉が畑からとれた毛豆を持ってやって来たので、それを合図に草取りにピリオドを打った。
もっとやりたかったが、顔から汗がぽたぽた落ちる。
腰回りが汗でぐっしょりなのが分かる。
姉と話そうと立ち上がるとふらつく。
数秒も立っていられずすぐにしゃがむ。
姉には申し訳なかったがしゃがみながら話をした。早く涼しい場所に行って水を飲まないといけない。少し危険を感じていた。
しゃがんで話さなければいけないくらい具合が悪いのだとは姉には通じなくて、姉もしゃがみながらはいつも通り長話を始めた。
私は適当に相槌を打って、「具合悪いから」と姉に言った。
それじゃぁと姉が車に向かった。
私はバイバイと手を振ったが、姉は助手席のドアに手を掛けながらまた話し始めた。
(だからさぁ・・・)
姉はいい人なのだが、話が長い。
運転席の姉の息子がエンジンをかけた。
やっと姉は車の中に入った。
姉に手を振って見送ろうと立ち上がった。
途端にめまいがしてすぐにしゃがみこんだ。
しゃがみながら人の車を見送ったのは生まれて初めてだった。
姉の車が見えなくなるまで見送り、それから自分を励まし、カマやバケツなどを持って家に入った。
まずは水を飲んだ。でも水だけでは絶対身体は回復しないのは本能で感じていた。
今あるもので一番適切なのはあれだと確信していた。
私は、ビタミン・鉄・食物繊維が配合された栄養補助食品に冷えた牛乳をまぜ、素早くスプーンでかきまぜ、トロリとしたその飲み物をスプーンですくって飲んだ。
喉をトロリと通ったその液体は、身体の中の不足な部分にしっとりと染みていく感じがした。
テトリスのように、身体の中でかけている部分にうまくはまって行く感じがした。
これまでおやつ感覚で飲んでいたが、その時はこの飲料のありがたさを一番痛感した。
これは、姉からのいただきものだった。つまりは姉に助けられたようなもの。
ありがとう。
無理はいけない。
暑い時は時々水分・塩分を取りながら、こまめに休憩をはさむなどしないといけない。
今回、時間が無かったことと、一旦しゃがむと立ち上がるのが面倒で、2度、水を飲んだだけで長時間、暑い日差しを背中にうけていたのがいけなかった。
自分を過信してはいけない。
義理の祖母は、まだ熱中症という言葉が無かった時代に、蒸し暑い部屋で寝ていて、熱中症で亡くなった。
気を付けよう。
今回は
秋なのに熱中症になりかけた
をお伝えいたしました。
本日も、最後までお聴きくださり
ありがとうございました。
ちょっとした勇気が世界を変えます。
今日も素敵な一日をお過ごし下さい。
山田ゆりでした。
◆◆ アファメーション ◆◆
.。*゚+.*.。.。*゚+.*.。.。*゚+.*.。
私は愛されています
大きな愛で包まれています
失敗しても
ご迷惑をおかけしても
どんな時でも
愛されています
.。*゚+.*.。.。*゚+.*.。゚+..。*゚+
※聴くだけ・読むだけ・聴きながら読む、
どちらでも短時間で楽しめます。
おはようございます。
山田ゆりです。
今回は
秋なのに熱中症になりかけた
をお伝えいたします。
私は姉に手を振って見送ろうと立ち上がった。
途端にめまいがしてすぐにしゃがみこんでしまった。
しゃがみながら人の車を見送ったのは生まれて初めてだった。
***
久しぶりに庭の草取りをした。
その日は珍しく31℃まで気温が上昇し、
最初、長袖長ズボン、長靴で始めたが10分もしないうちに汗で全身びしょびしょになり全て着替えて長袖ブラウスにひざまでのズボン、スニーカーで草取りを再開した。
ここは旧宅があった場所。
2か月前に解体し、
当時生えていた草は土と一緒に根こそぎ取り払ったからその時点では何もない更地だった。
引き続き庭の舗装が始まる予定だったが、連日30℃を超える暑さが続き、舗装工事は止まったままだった。
その間、草が生え始め、日中の酷暑と時々降る雨で、みるみる庭は草がボウボウと生えてしまった。
以前から庭の草が気になっていた。
あの頃に比べたら最近は涼しくなってきたからその日はどうしても草取りをしたかった。
その原動力はもしかして充実していない毎日の穴埋めをしたかったのかもしれない。
午前中2時間40分経った頃に姉が畑からとれた毛豆を持ってやって来たので、それを合図に草取りにピリオドを打った。
もっとやりたかったが、顔から汗がぽたぽた落ちる。
腰回りが汗でぐっしょりなのが分かる。
姉と話そうと立ち上がるとふらつく。
数秒も立っていられずすぐにしゃがむ。
姉には申し訳なかったがしゃがみながら話をした。早く涼しい場所に行って水を飲まないといけない。少し危険を感じていた。
しゃがんで話さなければいけないくらい具合が悪いのだとは姉には通じなくて、姉もしゃがみながらはいつも通り長話を始めた。
私は適当に相槌を打って、「具合悪いから」と姉に言った。
それじゃぁと姉が車に向かった。
私はバイバイと手を振ったが、姉は助手席のドアに手を掛けながらまた話し始めた。
(だからさぁ・・・)
姉はいい人なのだが、話が長い。
運転席の姉の息子がエンジンをかけた。
やっと姉は車の中に入った。
姉に手を振って見送ろうと立ち上がった。
途端にめまいがしてすぐにしゃがみこんだ。
しゃがみながら人の車を見送ったのは生まれて初めてだった。
姉の車が見えなくなるまで見送り、それから自分を励まし、カマやバケツなどを持って家に入った。
まずは水を飲んだ。でも水だけでは絶対身体は回復しないのは本能で感じていた。
今あるもので一番適切なのはあれだと確信していた。
私は、ビタミン・鉄・食物繊維が配合された栄養補助食品に冷えた牛乳をまぜ、素早くスプーンでかきまぜ、トロリとしたその飲み物をスプーンですくって飲んだ。
喉をトロリと通ったその液体は、身体の中の不足な部分にしっとりと染みていく感じがした。
テトリスのように、身体の中でかけている部分にうまくはまって行く感じがした。
これまでおやつ感覚で飲んでいたが、その時はこの飲料のありがたさを一番痛感した。
これは、姉からのいただきものだった。つまりは姉に助けられたようなもの。
ありがとう。
無理はいけない。
暑い時は時々水分・塩分を取りながら、こまめに休憩をはさむなどしないといけない。
今回、時間が無かったことと、一旦しゃがむと立ち上がるのが面倒で、2度、水を飲んだだけで長時間、暑い日差しを背中にうけていたのがいけなかった。
自分を過信してはいけない。
義理の祖母は、まだ熱中症という言葉が無かった時代に、蒸し暑い部屋で寝ていて、熱中症で亡くなった。
気を付けよう。
今回は
秋なのに熱中症になりかけた
をお伝えいたしました。
本日も、最後までお聴きくださり
ありがとうございました。
ちょっとした勇気が世界を変えます。
今日も素敵な一日をお過ごし下さい。
山田ゆりでした。
◆◆ アファメーション ◆◆
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