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甥と一緒に買い物に行くことになった【音声と文章】

山田ゆり
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「はい、分かりました。母に伝えておきます。」


長女が電話しながら家に入ってきた。
もう、そんな時間?
誰と話をしているのだろう。

標準語で話をしているからお友達ではなさそう。
長女は長らく都会暮らしをしていたため、
身近な人以外と話をする時は自然に標準語のイントネーションになる。


職場の方かな?
でも、母親に伝えるような話はしないよな。



私は会社から帰宅し夕飯を簡単に済ませ、PCに向かっている内に睡魔に襲われ
タイマーを15分後にセットしてソファに横になり、毛布を頭からかぶり寝ていた。
だから、長女の帰宅した音で真っ白な世界からこちらに戻ってきた。



そろそろ時間かな?
私は毛布を思いっきり蹴った。
「おかえり~」
「ただいま~」


タイマーを覗くとあと1分だった。
14分でもぐっすり眠れる私。健康だからかな。ありがたい。



電話は甥(姉の息子)からだった。


姉が鉄板を敷いてある庭で転び、右ひざの皿を割ってしまったそうだ。
手術と一か月位の入院が必要なのだが、ベッドの空き待ちとのこと。

そして、入院にあたり下着類の購入を甥が頼まれたのだが、男性が女性の下着を買うことに抵抗があるから、誰か買い物に付き合ってほしいと、いとこである長女に連絡が来たのだった。


考えて見ると、女性が男性の下着を買うのはある程度、周りの目は気にならないが、
それが逆の立場の場合、やはり、買う人も売る人も、少しは抵抗があるものだ。



今日の午前中、私は甥と一緒に買い物に行くことになった。
毎日会社と家の往復ばかりの私は、ある意味気分転換になると思うから今日の休日は楽しみである。





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山田ゆり
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