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自分を拘束しているのは、「~でなければいけない」とこだわり続けてきた自分自身。もっと自由闊達に生きてみよう【音声と文章】

山田ゆり
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今回は、自分を拘束しているのは、
「~でなければいけない」とこだわり続けてきた自分自身。
もっと自由闊達に生きてみよう  

ということをお伝えいたします。
6分51秒の音声です。
音声と文章どちらでもお好きな方をどうぞ。


**文章はここからです***
おはようございます。山田ゆりです。

今回は、自分を拘束しているのは、
「~でなければいけない」とこだわり続けてきた自分自身。
もっと自由闊達に生きてみよう

ということをお伝えいたします。

インターネットが普及した現代は
「検索」をすれば
ほとんどの事が分かります。

しかし、私が子供の頃は
パソコンは勿論、ワープロもない時代でした。

だから親や周りの大人達が言った事を
辞書で調べるか
そのまま鵜呑みにするのが常でした。

その中で、迷信は親から子へ
子から孫へと語り継がれてきました
皆さんはどんな迷信を信じていますか?

秋茄子は嫁に食わすな
茶柱が立つと縁起がいい
よつばのクローバーを持っていると幸せが訪れる
霊柩車が通ったら親指を隠せ
家の中では帽子をかぶらない
雷が鳴ったらおへそを隠せ
雛飾りをしまうのが遅れると婚期を逃す

まだまだたくさんありますね。


ところで私は、
夜、爪を切ると、親の死に目に会えない
と母に言われ、それを信じてきました。

成長するにしたがって、これは、
「夜」と「爪」をつなげて夜爪

つまり、世の中の「世」と「詰める」
の当て字で「世詰め」。

「世詰め」とは早死にするという意味です。

世詰めの語呂合わせから、自分が早死にする、
親よりも先に自分がなくなれば、
親の死に目に会えないという意味です。


昔は、照明施設も十分ではなかった時代で
小刀やノミで爪を切っていました。

夜に爪を切ると、
間違って指や指の周りを切ったりするので
危ないという意味です。


その昔、私が保育園児の頃は、
祖父母がいる本家に住んでいました。

祖父母の家の玄関は6畳と4畳半位の
二部屋が土間になっていて、大きな茅葺き屋根が特徴でした。


昔の建物なので、照明もあまりなく、
暗くていつもひんやりしていました。

土間の玄関から家に入るには
とても高い位置まで登るような板間がありました。

当時、祖父母が爪を切る時は
現在使われている爪切りではなく、
和裁などで使う、糸切りはさみで切っていました。

あのはさみで暗い夜に爪を切ったら、
間違って爪以外を切りそうで怖いです。



ところで、私はこの迷信を
ついこの間まで間違って覚えていました。

夜、爪を切ると、親が早く死ぬ
そう、勘違いをしていました。

大好きな母に先に死なれては困る
そう思って、迷信とは分かっていても

何となく縁起が悪いので
夜に爪を切った事はありません。

だから、
爪が伸びている!切りたい!と思っても、
「今は夜。あー、ダメだぁ。明日、起きたら絶対切ろう!」と決心します。

でも、翌朝はバタバタして爪を切るのをすっかり忘れてしまいます。

そして、また、夜に思い出し、
「明日やろう」と繰り返すことが多いです。



でも、ある日、ふと、気が付きました。

早く死なれては困る親、

私には、そう思う親はもういないのだ

と気が付きました。


父が亡くなり、そして昨年、母が亡くなりました。

私は、母が亡くなっても
今までの迷信をそのまま受け入れ
夜に爪を切らないでいました。


爪はいつ切ってもいいのだ
この事実に気が付いた時

今までいかに「~でなければいけない」という事に
盲目的にこだわっていたか
それに気が付きました。

可笑しいですよね。

冷静に考えれば、
両親は既に亡くなっているのだから
その迷信はもう、私には関係のない事なのです。

気にしなくても良い事なのです。


あなたもこのように、
なんとなく続けている習慣や
こだわりはないでしょうか。



日ごろ、「~でなければいけない」とこだわっている事は

実は大したことではなく、
手放そうと思えば手放せること

むしろ、手放してもよい事だったりするのではないでしょうか。



「私は今までこうして来たから」という
これまでの習慣、
こだわり、モノの考え方を

思い切って手放せば
自分の人生が変わるかもしれません。


本来はもっと自由闊達に動けるはずなのに
「~でなければいけない」と盲目的になっていた自分。

身動きできないようにしているのは
自分自身なのではないでしょうか。


その「こだわりを捨てる決断」
をするのも自分自身です。

あなたのちょっとした決断次第で、
自分で自分の人生を変える事ができます。


本日は、自分を拘束しているのは、
「~でなければいけない」とこだわり続けてきた自分自身。
もっと自由闊達に生きてみよう

ということをお伝えいたしました。

本日も最後までお聴きくださり
ありがとうございました。

ちょっとした勇気が世界を変えます。
今日も素敵な一日にしましょう。

山田ゆりでした。

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