ありがとうね【音声と文章】
山田ゆり
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※note毎日連続投稿1616日をコミット中! 1593日目(4年間)。
※聴くだけ・読むだけ・聴きながら読む、
どちらでも短時間で楽しめます。
おはようございます。
山田ゆりです。
今回は
ありがとうね
をお伝えいたします。
先月、遠く離れて暮らす二女から
夏らしい食べ物が送られてきた。
https://yamayuri58.com/tyoubo/wp-content/uploads/2023/09/202308-scaled.jpg
「やっほー!元気にしてるね。
今年の夏もすごい暑いね。
夏にぴったり(1年中おいしい)な物を送ります。
みんなで仲良く食べてね~」
大きな目をくるくるさせ、ご自慢の長髪をサラサラと揺らしながら私の胸に飛び込んでくる娘の姿が目に浮かぶ。
やりたいと思ったらすぐにやる。
自分の気持ちに嘘をつかない。
自由奔放な彼女。
やりたいことはどんどんすればいい。
私は娘にいつも言っている。
他人に対しては「それ、違うと思います」と言えない私。
人の顔色ばかり気にして本心は言えない。
その場が丸く収まれば自分の意見は言わない卑怯者。
でも、娘は違う。
小学校の時も、先生が間違っていると思ったらはっきりと先生に自分の意見を言っていた娘。
小6の一時期、娘は特定の男子達からいじめを受けていた。
最初は気にしないようにしていたが、その内、上着を隠されるなど、いたずらがエスカレートしていった。
困った娘は担任の女先生に相談した。
するとその先生は
「イジメる方は悪い事だけれど、いじめられるあなたにも原因があるんじゃない?」と言われた。
虐められる人はいじめられる理由があるから仕方ないという理屈。
それはおかしい。
娘は担任にそう反論した。
しかし担任は双方の言い分を聞くなどの対処もせず、そのあと職員室でいつものコーヒーを飲んでいた。
大人になった娘がコーヒーを好きになれないのはその時のトラウマなのか。
道路の両脇には小学生の肩の高さまで雪が積まれていた季節だった。
担任が何もしてくれないと分かり、上着を隠された娘は、上着なしで真冬の道を泣きながら走って家に帰ってきた。
周りは田んぼだけ。小学生の足で徒歩1時間くらいかかるその道を、まだ午後の授業があるにも関わらず、娘は泣きながら走って帰宅した。
もしも私が娘の立場だったら、めそめそ泣きながら授業が終わるまで学校で我慢していただろう。
虐められる人には虐められる理由があるからでしょと言って何もしてくれなかった担任。
夜、帰宅した私は夫と共に娘の話をじっくり聞いた。
そして、娘の言い分は正しいと私たちは意見が一致し、先生へ抗議の電話をした。
担任は、言葉では謝ってはいたが、内心、「それほどの問題ではないでしょ」と思っているようだった。
私はその担任を以前から嫌いだった。
実はその担任、私の女子高の同期なのだ。クラスは一緒になったことはないがお互い顔は知っている、それだけの間柄だった。
私は人さまより10年くらい長く独身時代を謳歌した。
だから娘たちの親御さんより10歳以上年が離れていた。
三女に至っては、三女のおばあちゃんと数歳しか違わないほどだった。
だから、私の年齢を周りに知られたくなかった。
小6の時にその担任になり、担任は親しげに私に声を掛けてきた。私は女子高時代、一度も話したこともない人に「懐かしいねぇ」的な態度をとられ少し困惑した。
ある日、生徒からその先生の年齢を聞かれた時年齢を答えたそうだ。
そしてその後に
「〇〇ちゃん(二女)のお母さんと同じ年よ」とおっしゃったそうだ。
子どもは大人の年齢に敏感である。
二女は自分のプライバシーを勝手に漏らされたことに憤慨した。
その時から娘は「この人は平気で個人情報を漏らす信じられない人だ」と思ったそうだ。
***
そんなこともあった。
「水分補給、しっかりして、ちゃんと食べて夏を乗り越えよう!じゃあねぇ~!」
https://yamayuri58.com/tyoubo/wp-content/uploads/2023/09/2023081-scaled.jpg
娘の手紙はそう締めくくっていた。
連日33℃以上の日が続いた夏が終わった。
秋は来ないのではないかと思うほど長い夏だった。
娘からのいただきものをありがたく食す。
https://yamayuri58.com/tyoubo/wp-content/uploads/2023/09/4-scaled.jpg
(三女が明太子ざるうどんを作ってくれました)
濛々としたあの熱風の毎日はやっと過ぎた。
朝目覚めると競い合う虫たちの音が涼しさをいっそう際立たせる。
今年は大雪かもしれない。
泣きながら走っていた娘の姿を想像する。
悔しかったよね。
でも大丈夫。
私はいつもあなたの味方だから。
やりたいようにやって、生きたいように生きてね。
ありがとうね。
今回は
ありがとうね
をお伝えいたしました。
本日も、最後までお聴きくださり
ありがとうございました。
ちょっとした勇気が世界を変えます。
今日も素敵な一日をお過ごし下さい。
山田ゆりでした。
◆◆ アファメーション ◆◆
.。*゚+.*.。.。*゚+.*.。.。*゚+.*.。
私は愛されています
大きな愛で包まれています
失敗しても
ご迷惑をおかけしても
どんな時でも
愛されています
.。*゚+.*.。.。*゚+.*.。゚+..。*゚+
※聴くだけ・読むだけ・聴きながら読む、
どちらでも短時間で楽しめます。
おはようございます。
山田ゆりです。
今回は
ありがとうね
をお伝えいたします。
先月、遠く離れて暮らす二女から
夏らしい食べ物が送られてきた。
https://yamayuri58.com/tyoubo/wp-content/uploads/2023/09/202308-scaled.jpg
「やっほー!元気にしてるね。
今年の夏もすごい暑いね。
夏にぴったり(1年中おいしい)な物を送ります。
みんなで仲良く食べてね~」
大きな目をくるくるさせ、ご自慢の長髪をサラサラと揺らしながら私の胸に飛び込んでくる娘の姿が目に浮かぶ。
やりたいと思ったらすぐにやる。
自分の気持ちに嘘をつかない。
自由奔放な彼女。
やりたいことはどんどんすればいい。
私は娘にいつも言っている。
他人に対しては「それ、違うと思います」と言えない私。
人の顔色ばかり気にして本心は言えない。
その場が丸く収まれば自分の意見は言わない卑怯者。
でも、娘は違う。
小学校の時も、先生が間違っていると思ったらはっきりと先生に自分の意見を言っていた娘。
小6の一時期、娘は特定の男子達からいじめを受けていた。
最初は気にしないようにしていたが、その内、上着を隠されるなど、いたずらがエスカレートしていった。
困った娘は担任の女先生に相談した。
するとその先生は
「イジメる方は悪い事だけれど、いじめられるあなたにも原因があるんじゃない?」と言われた。
虐められる人はいじめられる理由があるから仕方ないという理屈。
それはおかしい。
娘は担任にそう反論した。
しかし担任は双方の言い分を聞くなどの対処もせず、そのあと職員室でいつものコーヒーを飲んでいた。
大人になった娘がコーヒーを好きになれないのはその時のトラウマなのか。
道路の両脇には小学生の肩の高さまで雪が積まれていた季節だった。
担任が何もしてくれないと分かり、上着を隠された娘は、上着なしで真冬の道を泣きながら走って家に帰ってきた。
周りは田んぼだけ。小学生の足で徒歩1時間くらいかかるその道を、まだ午後の授業があるにも関わらず、娘は泣きながら走って帰宅した。
もしも私が娘の立場だったら、めそめそ泣きながら授業が終わるまで学校で我慢していただろう。
虐められる人には虐められる理由があるからでしょと言って何もしてくれなかった担任。
夜、帰宅した私は夫と共に娘の話をじっくり聞いた。
そして、娘の言い分は正しいと私たちは意見が一致し、先生へ抗議の電話をした。
担任は、言葉では謝ってはいたが、内心、「それほどの問題ではないでしょ」と思っているようだった。
私はその担任を以前から嫌いだった。
実はその担任、私の女子高の同期なのだ。クラスは一緒になったことはないがお互い顔は知っている、それだけの間柄だった。
私は人さまより10年くらい長く独身時代を謳歌した。
だから娘たちの親御さんより10歳以上年が離れていた。
三女に至っては、三女のおばあちゃんと数歳しか違わないほどだった。
だから、私の年齢を周りに知られたくなかった。
小6の時にその担任になり、担任は親しげに私に声を掛けてきた。私は女子高時代、一度も話したこともない人に「懐かしいねぇ」的な態度をとられ少し困惑した。
ある日、生徒からその先生の年齢を聞かれた時年齢を答えたそうだ。
そしてその後に
「〇〇ちゃん(二女)のお母さんと同じ年よ」とおっしゃったそうだ。
子どもは大人の年齢に敏感である。
二女は自分のプライバシーを勝手に漏らされたことに憤慨した。
その時から娘は「この人は平気で個人情報を漏らす信じられない人だ」と思ったそうだ。
***
そんなこともあった。
「水分補給、しっかりして、ちゃんと食べて夏を乗り越えよう!じゃあねぇ~!」
https://yamayuri58.com/tyoubo/wp-content/uploads/2023/09/2023081-scaled.jpg
娘の手紙はそう締めくくっていた。
連日33℃以上の日が続いた夏が終わった。
秋は来ないのではないかと思うほど長い夏だった。
娘からのいただきものをありがたく食す。
https://yamayuri58.com/tyoubo/wp-content/uploads/2023/09/4-scaled.jpg
(三女が明太子ざるうどんを作ってくれました)
濛々としたあの熱風の毎日はやっと過ぎた。
朝目覚めると競い合う虫たちの音が涼しさをいっそう際立たせる。
今年は大雪かもしれない。
泣きながら走っていた娘の姿を想像する。
悔しかったよね。
でも大丈夫。
私はいつもあなたの味方だから。
やりたいようにやって、生きたいように生きてね。
ありがとうね。
今回は
ありがとうね
をお伝えいたしました。
本日も、最後までお聴きくださり
ありがとうございました。
ちょっとした勇気が世界を変えます。
今日も素敵な一日をお過ごし下さい。
山田ゆりでした。
◆◆ アファメーション ◆◆
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