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不眠症の薬よりも認知行動療法(CBT)の方がはるかに効果が高い

不眠症やうつなどになった場合、応急処置として薬を飲むという選択も仕方なくあるかと思います。

しかし、薬は依存性や副作用など、体に負担がかかっていきます。理想的には、薬を飲まずして普通の状態に戻っていくことが求められます。

そこで注目したいのが認知行動療法です。認知行動療法は間違った考え方の偏りを修正するものです。

睡眠日誌によって、寝床にいた時間と睡眠の時間を記録することも極めて有効です。

睡眠の時間を基にして寝床に入る時間を調節していきます。睡眠の時間+30分=寝床にいる時間になるように設定していくと、ベッド🛌=眠るものという認知が強化されていきます。

反対に寝床にいる時間が長く眠れない時間が多くなるとベッド🛌=苦痛の時間が強化されてしまいます。

寝付けないときはさっとベッドから出てお水を飲んだり、ストレッチをしたりするなど、自分に合った時間の過ごし方を考えましょう。

経験のない人は、睡眠日誌を取るとかえって睡眠にこだわってしまうのではという不安もあるかもしれません。

しかし、意外にも睡眠日誌を取ることにより、睡眠時間という客観的な事実だけの記録になるので、逆に不眠の不安や恐怖が消えます

現在薬を使っている人は、認知行動療法と並行して、体調とメンタルの回復具合と相談しながら、2週間に1回ずつ4分の1程度慎重に減薬していきます。(もちろん状態に合わせて増減しますが)

減薬は認知行動療法をデザインしてくれる担当医師と相談しながら行いましょう。(私の場合は認知行動療法をしてくれる医者が近くにいなかったのと、セラピーみたいなのの料金が高くて、自分で調べて減薬しました。「どんなことがあっても薬を絶対にやめる」という強い意思確認ができてから減薬しました。」

私の経験からすると薬よりも自分の思考の方が強力です。大元の自分の認知を修正していくことで、徐々に不眠が消えていくでしょう。私の場合は2年もかかった不眠症が、思考を変えただけで1週間で治っていきました。

思考の強さは本当にすごいと身をもって体験することができました。

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