【医療用】君は『E-ブレス』を知っているか?
今のリハビリ病院に転院した際、すぐに装着されたものがある。
それは患者の名前等が書かれたリストバンドだ。
思えば前の病院でもそうだったので、入院すると患者はこういうものを着けるのが決まりらしい。
投薬や検査の際の本人確認は非常に大切なことなので、このリストバンドはなかなか重要なのだろう。
とはいえ流れで左腕にリストバンドを着けちゃったので、右利きの自分はスマートウォッチを装着する際にリストバンドが思いっきり干渉することに気づいた。
かといって右手につけるのもなんだかなぁ……。
そんなわけで、リストバンドを外そうと試みることにしたのだった。
カチャカチャ・・・
グイグイ・・・
いや全然外れないわこれ!!!
そう、とてもちゃちに見えるこのリストバンドだが、いざ外そうとすると全然外れる気配がないのである。
まあ素材的に引きちぎることは可能だが、もちろんそんなことはNGだ。
えぇ……?
困る……。
(点滴すら引きちぎろうとする人がいるのが病院なので、簡単に外せないのは大事だとは思うけども)
そういえば、過去にも似たような経験をした覚えがある。
そう、あれは……富士登山のときだったか。
2022年か2023年の富士登山の時、病院のとはちょっと違うがリストバンドを手首に巻かれ、それがもう本気で外れないしちぎることも無理だったため、家に帰ってからハサミで切ったのだ。
もしかしてこれ系って、最初から外すことを想定していないのか……?
というわけで、自分はネットにダイブしてリストバンドの説明書を探す作業に入った。
……そして発見した。
『E-ブレス』の説明書を。
注目の外し方については、説明書の最後に一文だけ記載があった。
「リストバンドを取り外すときは、はさみで切ります」と。
やっぱり普通に外す方法はないのか……。
というかNECがこんな分野にも進出していたとは。
どうやら医療用のラベルプリンターの絡みでリストバンドも販売しているという流れのようだ。
値段を計算すると……これ1本で100円以上するだと!?
医療用品はすげぇや……。
そんなわけで、右利きだけど右手に腕時計をはめる生活が始まったのだった。
まあでもこの運用に慣れてしまえば、スマートウォッチで改札を通るときにスムーズで良いかもしれない。(右側にあるから)
電車も10年以内には顔認証などで運賃を徴収し、改札を通ることすらなくなるという話ではあるが、おそらく来年買うスマートウォッチが使えなくなるくらいまでは実装されることはないだろう。
これもまた運命の導きか……?
実は色々あってリハビリ病院に転院するまではスマートウォッチが使えなかったのだが、こうしてまた使い始めてみると、やはり常に時間が確認できてタイマーやアラームがセットできるというのは素晴らしいことだと実感する。
「スマホがあればいいじゃん」とかつての自分は思っていたが、腕時計という発明品は凄いのだ。
これからも活用していこう。
腕時計、そしてスマートウォッチを。