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【SDGs】このボトル、なんか茶色くないか…?【無印】

なんだか最近寝付きが悪い。

まさかこれは風呂上がりに飲むコーヒー飲料のせいなのでは……!?

そんな当たり前の事実に気付いた自分の今日の飲み物は、カルピスウォーターだ。

なにやら一部のカルピス製品は「睡眠改善」を謳っているものもあるようだが、それらより明らかに薄いカルピスウォーターに同じ効果があるのかは不明である。


まあでも一時期話題だったヤクルト1000の睡眠効果は糖分によるものなんて話もあったし、同じく糖分入りのこの飲み物なら睡眠も改善するかも……?

そんな事を考えていたが、スマートウォッチの計測精度のせいでわけのわからないデータになったので効果の程は謎です

Apple Watchだと精度は変わるのだろうか

そんなわけで今日も朝ご飯の到着とともに目覚めるというミスをしたわけだが、その後着替えやら身の回りの整理をしていたらふと気付いた。

ペットボトルの異変に。


(なんかこれ茶色くないか……?)


そう、カルピスウォーターのペットボトルが微妙に茶色いのである。

一瞬「不良品」という単語が頭をよぎったが……これはもしや、再生PETか?

たしか風の噂で聞いたことがある。

再生PETは色がついていると。


調べてみると、これはカルピスを製造するアサヒ飲料が行っているBtoBによるものだそうだ。

あっ、Business to Businessじゃなくて、ボトルtoボトルの方です^^;(初耳すぎる)


要するに、”ペットボトル”は”ペットボトル”として再生して使おうねという感じのSDGsの取り組みの一つらしい。

いつからやっていたのか知らないが、今まで全く気づかなかった。

(自分の知らないところで各社が頑張ってるんだなぁ)


なお自分が一番調べていて驚いたのは、アサヒ飲料の始まりの社名が『醍醐味合資会社』だったことである。(”醍醐味”を会社名に使う発想はなかった)

最初期は「醍醐味」という乳酸菌発酵のクリーム製品を販売しており、その製造工程で余ったものを使って「醍醐素」という商品を販売。

そんな醍醐素をより美味しくしようとして完成したのが「カルピス」だったそうな。


思えば自分のカルピスに関する情報は「創業者の三島海雲が富士山の石碑を再建して、本社にレプリカまで置いちゃった」という謎すぎる情報のみだった。

しかしそんな情報でも頭に入れておけばそれとなく情報のつながりを感じて理解しやすくなるものだ。

入れといてよかった、雑多な知識。

(※石碑話は以下の記事で)↓


そしてなにやら無印良品も2024年11月13日から、お茶系のボトルをアルミ缶から再生ペットボトルへと切り替えていたらしい。

New!!

いや前からペットボトルじゃなかったっけ……?」と正直思ったわけだが、期間指定して検索してみると、2021年あたりからアルミ缶になって容量も減っていたようだ。

【心斎橋パルコ】ペットボトルから、アルミ缶へ。小さなことから、こつこつと。
https://www.muji.com/jp/ja/shop/045791/articles/muji-staff/700696


なおアルミ缶にした理由について、当時の無印良品によると……↓

アルミボトルにしたことで遮光性・透過性が低く賞味期間が伸び、ロスの削減につながります。

ペットボトルよりもリサイクル率が高く資源の有効活用にもつながります。

とのこと。

つまりは容量を減らしてでも、持続可能な社会のために舵を切った行動だったのだ。 無印良品、なかなかの本気度である。


……しかしそうなると「じゃあなんで今になってペットボトルに戻したの?」と突っ込みたくなる。

それに関しては、「再生原料100%のPETボトルの製造時におけるCO2排出量が、従来のアルミ缶と同等以下に抑えられることがわかりました」とのこと。


要するに再生PETの製造効率等が改善したことで、無印良品もアサヒ飲料も再生PETの利用に全力で舵を切ることができるようになったということなのだろう。

技術者の努力に感謝……!!



そんなわけで、茶色くなったペットボトルから学びを得たのだった。

そして記事には全然書かなかったが、「関東大震災で被災者にカルピスを配った話」とかはすごく良かったなぁ……!!(それを書けよと)


企業研究
などを一切せずに大事な就活カードを棒に振った自分だが、あのとき色々な会社の歴史を知っておけば人生観も変わったことだろう。

就活に励む学生達は、是非とも今だけは頑張ってほしい。

『業界地図』とかも面白そうですよ……!(自分は読んでないけど)


さてそれじゃあ……

コーヒーでも買いに行くか!!


学ばない人間
である自覚はあるが、この前売店で買った小分けバウムクーヘンを美味しく楽しむには仕方のないことである。

飲料メーカー、そしてバウムクーヘンの製造者にも感謝を……!!


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aosagi
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