【睡眠】今更ながらに『ポケモンスリープ』を導入したが…?【いびき録音】
気づけばもう2週間以上入院しているわけだが、入院生活の中で困ったことが無いといえばさすがに嘘になるだろう。
『人間関係』。
こればっかりはいかんともしがたい。
「なんで病院でも人間関係に悩まされなきゃならんのだ」と思ってしまう自分がいるものの、やっぱりそこは大部屋だからね……。
人が集まれば色々起きるもんである。
テレビに向かって「バカヤロー!!」と喚き散らす高齢者や、
深夜の病室で電話を開始する高齢者や、
すごい小声で常に何かを喋っている人などなど、
この短期間に出会った人々のあまりの多様性に驚きを隠せない。
いや、もしかしたら自分だって、他者からはすっごい個性的な人に見られている可能性もあり得るか……?
なんにせよ、本当に全てが勉強になる入院生活である。
それはさておき、今日はいびきの話でもしよう。
自分の部屋は4人部屋だが、入院してから静かな夜を過ごしたことがあんまりない。
なぜなら毎日必ず夜はいびきの大合唱が起きるからである。
まあ銃声飛び交う戦場でも寝れるようになるなんて話があるように、自分もそのうちこの環境に慣れることができると信じているが、今のところきつい。
……だが思うのだ。
ここまで誰も彼も盛大にいびきをかいているということは、もしかして自分もいびきをかいているのでは……?
なにせ自分がいびきをかいているかは自分ではわからないのだ。(寝てるから)
これは調査せねば……!!
というわけで頼っていこう、『ポケモンスリープ(Pokémon Sleep)』に!!
(超今更だけど)
ポケモンスリープとは、枕の横にスマホを置いて寝るだけで、睡眠データ収集やらいびき・寝言チェックが出来ると話題になったアプリである。
自分も配信開始から存在は知っていたのだが、なんで使わなかったのかといえば、このアプリが自分の使っていた折りたたみスマホに対応していなかったからだ。
それに加えて昼夜逆転を周期的に繰り返す仕事になったため安定した睡眠など不可能になり、導入する意味がなくなったのもある。
だが今の自分は入院生活中だ。
消灯時間と点灯時間は毎日確定であり、ごはんの時間もしっかり決まっている。しかも土日も関係なく、常に一定。
自分の人生史上、最高に安定した生活リズムが今なのだ。
また、スマホは折りたたみからモトローラの格安スマホになったので、もうアプリ導入も問題はない。(→折りたたみスマホが壊れた記事)
ポケモンスリープのいびき録音機能があれば、自分がいびきをかいて迷惑をかけている可能性にも気づくことが出来るはず。
こりゃもう今使わずにどうすんのよという話だよね!!
そんなわけでさっそく一晩使ってみた。
なお隣の方は、普段はかすかな声で喋っているのだが、いびきは凄まじい音量で病室を震わせるレベルなため、そのギャップにも驚かされる。
そこにもし自分のいびきが加わっていたとしたら、なんかもうこの病室は凄いことになっちゃうわけだが……
果たしてどうなる……!?
そんなわけで初日の睡眠計測結果が出てきたわけだが、まあ正直なところスマホを置いているだけなので睡眠計測の精度に関してはあんまり期待していない。
この日も実際は深夜3時にトイレに行っているのだが、その様子はグラフからは読み取れないようだ。
とはいえあくまでも自分はいびき録音ができれば良い。
では、注目の音声データ関連の記録を見てみよう。
他人のデータと比較したことがないのであれだが、このグラフはどう考えても静寂とは無縁の環境を伝えているんじゃなかろうか。
なにせ基本みんないびきをかいているので、騒音が収まる時間帯が存在しないんだよね……。
なお、録音データは当然のように最大保存件数の10個である。
さっそく中身を聞いていくぞ……!!
(「布団がこすれる音」を録音する機能なのかな…?)
いや間違いなく凄まじい音量で隣のいびきが聞こえているはずなのだが、どうもこのアプリはそれを録音することはなかったようだ。
うーん、まだ1回目だとはいえ、ちょっと残念。
やはりいびきアプリはそれに特化したものを使ったほうが良いのかもだ。
録音件数も精度も、専用アプリの方が良いであろうことは予想できる。
あくまでもこれはポケモン関連のゲーム要素に重きを置いているアプリなのだろう。
どうやら自分のような用途には向いていなかったようである。
そんなわけで、ポケモンスリープを今後も使い続けるかは要検討という感じになりそうだ。
思えばスマホは2台もあるのだから、これを機にいろんないびき録音アプリを試してみるのも良いかもしれない。
できれば月額式ではなく買い切り式で、なにか良いアプリでも探すことにしよう。
そんなわけで、人が集まると色々大変だよねというお話。
思えば2週間という短期間ながら、この大部屋メンバーもそこそこ入れ替わっていたりする。
そういう意味では普段関わらないであろう人と接するいい機会でもあるのだろう。
次はこの病室にどんな猛者がやってくるのかにも期待しつつ、この機会を生かして人生経験を深めていこうと思う。
そして自分は果たしていびきをかいているのか、いないのか。
研究結果は、追って報告する……!!
【追記】研究結果です…!!↓