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【料理】ちいかわにふりかけを詰める。【補充】

(aosagiさん、長い入院生活でついに狂っちゃったか……)


……いやいや、精神状態は実にまともだ。

まあ『ちいかわにふりかけを詰める』というのは間違いなく本気なわけだが、決してキュートアグレッションとかではないので安心してほしい。

今やちいかわのアニメも全話視聴し終わった自分が、そんなことをするわけがないじゃないか……!


😊


……さて、ではふりかけの話を始めようか。

もとを辿れば、前の病院にて「あのリハビリ病院は飯が微妙だよ〜?」という情報(※大嘘)を聞いたことで、その対策にとふりかけを用意してもらったのが始まりだ。

しかし実際はとても美味しい病院食が出たため、これならふりかけなんて使わないな……と思いきや、普通に日々大活躍してくれていたりする。

ふりかけを使うと、美味しい病院食が更に美味しくなるのだ……!

(それにおかずによっては白米が進まないこともあるからね!)


なお、「ドラッグストアにこれしかなかったの…」と母から渡されたのが、この「ちいかわふりかけ」である。↓

ちいかわふりかけ

これしかないとかどんな品揃えの店だよと突っ込まずにはいられないが、時の巡り合わせでそういうこともあるのだろう。 (あるか…?)

実は入院する前はちいかわ関連コンテンツに触れることすらなかったのだが、入院中にAmazonビデオで見れることに気付いてからは、一気見してしまうほどハマってしまった。

……まあ自分がこんなかわいい見た目のふりかけを所持していい存在なのかはともかくとして、この容器はなんとなく手に取りやすいオーラがあって非常によろしい。

そして気づけば全部使い切ってしまった。


(ふりかけ、おいしすぎるだろ……)


思えば一人暮らしを始めてからはふりかけなんて全然使ってこなかったのだが、まさかこんなにも魅力的な存在だったとは思わなかった。

というかふりかけ無しで今後の白米の処理はどうしたらいいんです!?


……まあ安心して欲しい。

売店でおとなのふりかけを買ってきたから大丈夫だ!!

さて、じゃあ今日からはこのおとなのふりかけをそのまま使えばいい気もするが……。

せっかく容器(ちいかわ)もあるんだし、混ぜてみてもいいんじゃないか?


思えば「ふりかけを混ぜる」という発想は自分の今までの人生で浮かんだことはなかった。

良い機会だ、試してみよう。

なお梅ゆかりは個人的にさほど惹かれないので外れてもらう。(すっぱい)

……でもこうしてラインナップを見てみると、ふりかけって基本的に海産物を使っているんだなということに気付く。

そう、海のものを……


「ふりかけは、海と山と、どっちだい?」

なにやら突然頭の中でトモエ学園の校長が語りかけてきた。


う、海が多めだと思います……!!

(なんのことかまるでわからない方は以下の記事をどうぞ)↓


まあせっかく校長が出てきたわけだし、ここは一つ「海のもの」だけを合わせてみよう。

つまり「鶏たまそぼろ」以外の「鮭わかめ」「明太子」「のりしお」「おかか昆布」の4種を、ちいかわの中に詰め込むのだ。

果たして一体どんな味が生まれるのか、楽しみだ……!

では作業開始!!

鮭わかめ
ほぉ……
おかか昆布
明太子
のりしお
入りました

シェイクも完了し、なんだかちいかわが誇らしげな顔に見える

そういえば、自分は実際にアニメを見るまで「ちいかわ」がこんなにも喋らないキャラクターだとは思わなかった。

ちいかわのセリフは「わァ…」「フッ!」「じく…?」などの短いフレーズが主体であり、長々とセリフを喋ることはまずないのだ。

(個人的に好きなうさぎなんて、もはや言語すら捨て去っている)

……いやはや、触れてみなければ内容はわからないものである。


それはともかく、せっかく作ったんだし味もみておこう。

果たして4種の海要素を合わせたふりかけはどんなハーモニーを奏でてくれるのだろうか……!?

かけました

ふむ……!!

さすが色々混ぜただけあって色合いも豊かだ。

ではいただきます……!


(ハムッ……!!)


・・・

その……


しょっぱくて……サイコー……!!



そんなわけで、なんだか「深みのある味」と言えなくもない何かができた。

いや、本当にしょっぱくて普通に美味しいのだが、何の味なのかは全くわからない。

……よし、これを使い終わったら次は「鶏たまそぼろ」も混ぜよう。

これで甘さの要素が加わるはずだから、更によくわからないふりかけになってくれるはずだ。


しかし入院生活で料理を封印された結果、こんな記事を書くことになるとは思わなかった。

スマホのメモには作りたい料理が日ごとに溜まっていくが、これを退院後にどれだけ消化できるかが楽しみだ。


そういえば、最古のパッケージふりかけは「旅行の友」という商品で、1916年に広島県の呉市で軍の要請により生まれたらしい。

まさかの呉市!(旅行したことがある場所なのでなんだか嬉しい)

旅行の友

考えてみれば、たしかにふりかけは保存食として優秀なのかもしれない。
失った塩分やミネラルを補充するのにも適していそうだ。

……なるほど。

ふりかけはミリ飯だったんだな……!!


いやはや、ふりかけを混ぜるだけの何の学びもない記事になると思いきや、やはり書いてみたら何かしら発見があるものである。

子どもの食べ物」みたいなイメージしかなかったふりかけだが、歴史を知ることで新たな視点が得られた。


大人になっても活用していこう、ふりかけ……!!


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aosagi
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