マガジンのカバー画像

動画や本のレビュー

67
動画や本の感想レビューをまとめたもの
運営しているクリエイター

#読書

【読書】無性にプレーンオムレツが食べたいので、『握手』を読む。【困難は分割せよ】

なんだか知らないが、唐突にお店が提供する高レベルなプレーンオムレツが食べたくなってきた。…

aosagi
10日前
149

【読書】『酒を主食とする人々』を読んで常識を崩壊させる【デラシャ】

入院しながらにして世界を旅したかのような気分になれると自分の中で話題の高野秀行氏の本だが…

aosagi
12日前
156

【積読】クリスマスプレゼントは『大量の本』で……!!【不可避】

いよいよやってきたクリスマス。 まあ現在入院生活をしている自分は、自分に向けたプレゼント…

aosagi
1か月前
157

【読書】大物声優+ショートショートのシナジーについて【星新一】

自分は現在、Audible(聴く読書)を月額750円で契約しているのだが、イヤホンをしているだけで…

aosagi
2か月前
118

【読書】『未来国家ブータン(高野秀行)』を読み、幸せを想う

現在入院中な自分の最強のお供、それが電子書籍である。 大量に積んでいた本を消化する絶好の…

aosagi
3か月前
137

【読書】もはや奇書な『鬼怒楯岩大吊橋ツキヌの汲めども尽きぬ随筆という題名の小説』…

西尾維新といえば、主に物語シリーズで自分の世代を席巻した作家だ。 もちろん自分もドハマリ…

aosagi
4か月前
115

【読書】手塚治虫の漫画を読み漁っていたらたどり着いた、釣りキチ三平作者の民俗学本【ボクの手塚治虫】

夏休みが気付いたら終わってしまった。 まあ何をしていたかといえば基本は帰省してたのだが、その中で一番やっていたのは手塚治虫の漫画を読み漁ることだろう。 いや、Kindle Unlimitedがまた3ヶ月99円だったのでいつものごとく入ったら、あらゆる手塚漫画が1巻だけ無料だったことに気付き、ここぞとばかりに読んでしまったのだ。(気になったものは続巻を購入しつつ) それまで自分が抱いていた手塚治虫のイメージはブラックジャックや火の鳥やどろろ辺りのものしかなかったのだが、過

【幻覚の脳科学】ヒカキンと幻覚本とアドベンチャーレースとコテンラジオが繋がって、…

自分はポッドキャストとYoutubeが情報源だが、広告でもしているのかヒカキンの動画がたまにサ…

aosagi
8か月前
67

【読書】徹子ママの凄さが半端じゃない『続・窓ぎわのトットちゃん』

前回は長年読まずにいた『窓ぎわのトットちゃん』を読み、黒柳徹子さんの歩んできた人生の一端…

aosagi
1年前
167

【読書】本当に今更『窓ぎわのトットちゃん』を読んだら、記憶が蘇りまくりだった

ある日、映画上映前の広告タイムで『窓ぎわのトットちゃん』がアニメ映画になることを知った。…

aosagi
1年前
136

『猿蟹後日譚 : 一名・猿蟹弔合戦』をネットの海に残す

前回紹介した『猿蟹後日譚 : 一名・猿蟹弔合戦 (幼年文学 ; 第2)』だが、神アプリである『みを…

aosagi
1年前
42

『猿蟹弔合戦』で変体仮名に打ちのめされた記録と『みを』

最近の昔話は『やさしい世界』になっているらしい。 かちかち山でババア汁をおじいさんに食べ…

aosagi
1年前
61

【読書】『虚像の天風 実像の三郎』を読む【中村天風】

……いや、別に世の中の中村天風ファンに喧嘩を売りたいとか、そういうわけではまったくないの…

aosagi
1年前
67

【読書】呪物本を読んで得た学びと、SCPとAI生成【ホラー】

ふと思う。 夏といえばホラーなんて文化があったなと。 そんなわけでホラー本を探していたら、呪物を集めた本があった。 この本は呪物の写真とともに、その呪物の持つエピソードが書いてある。 なかなかに凄い見た目の物もあり、普通に怖い。 もちろん中には嘘くさく思えてしまう呪物エピソードもあったりするのだが、呪物によってはその土地の文化・習俗を伝えるための要素をもっていたりと、非常に興味深くて面白い本である。 たとえば人間の大腿骨で出来た笛『カンリン』は、骨は骨でも罪人の骨