服薬の効果と不安感の話
不安障害、軽度の鬱と診断され、服薬を始めてから半年以上が経ちました。
今どんなもんかを記録しようと思います。
読む人のためというより自分の整理のための記事です。
いつもそんなもんですが。
不眠について
これは劇的に改善しました。
お薬のおかげで自然に眠れるし、お薬がなくても「眠たい」という感覚がちゃんとあるし、きついときには昼寝も出来るようになりました。
前までは睡眠の回路が途切れた感じで、どんなにしんどくても昼寝や二度寝ができなかったのです。
副産物として、睡眠が足りているので不整脈がほとんど出なくなりました。
とてもありがたい。
不安感について
いいような、変わらないような。
精神がわりと凪いでいるのは感じます。なんというか、無ときどき乱気流、という感じ。ただ毎日いろんなものに怯えて生活しているので、不安感が消えたとはいえません。今でもけっこうきついです。
仕事の日に薬を飲み忘れると精神状態がよくない、ということは分かったので、ちゃんと効いてはいるようです。飲み忘れ注意。
漠然とした訳の分からない不安はやや落ち着いたかもしれません。
でもそのかわり、創作するためののめり込むような意欲も消えてしまっています。これがなかなかつらい。
鬱について
これは……やや良し、かな……?
抑鬱がひどくなる前は読書が趣味で、かたわらに本を積み上げて一日中読んでいたりしたんですが、抑鬱状態になってからはぱったりと読めなくなってしまいました。今もそれは変わらずです。
スマホを握りしめてしゃがみ込んで、心臓がバクバクするのを感じながら何もできずに一日が終わるようなことはなくなりました。
ただ、自由なはずの、解放されているはずの休日に何をしていいか分からなくて苦痛、という状態が続いています。虚無感や虚脱感もあるし、希死念慮も完全には消えていません。
どうしようもなく落ち着きがなくなって立ったり座ったり、どうにも焦っている感じがあるのは、薬の作用のような気がします。
HSP特性について
わたしはHSP特性を持っています。
Highly Sensitive Personといって、周囲の状況や変化に過度に過敏に反応してしまう性質のことです。
・他人の存在、声、におい、光や音などなんでもストレスになり得る
・他人の機嫌に過度に怯える
・精神的な自他境界が薄く影響を受けやすい
・共感しやすい
・疲れやすい
のような特徴があります。
これは持って生まれた特性なので、努力でどうにかなるものは少ないです。
通院に際しての怯え
明確に抑鬱になったきっかけは会社での出来事だったのですが、それでなくてもずっと疲れていて、ずっと楽しくなくて、ずっと何かに怯えていて、眠れなくて、何にも集中できなくて、苦しかった。
それを病気ではなくあなたの性格だからどうしようもない、怠けているだけだ、と言われることが恐ろしくて長いこと病院に行けませんでした。
今でも正直な話、わたしの症状は結局HSP特性からくるもので、薬を飲んでも改善しないのではないか、もしくは無意識のうちに病気として診断されるよう仕向けたのではないか、という恐怖感が消えません。
鬱と診断されなかったらこのまま希死念慮を抱えて疲れ果てて生きるしかないのかとがっくりしただろうし、鬱と診断されれば何かが許されるような気がしていました。
例えば何も手につかない休日があっても、生活がまともにできなくても。
でも普通の人は「死にたい死にたい」って呻きながら歩いたり、丸まって怯えて震えながら一日を終えたりしないらしいので、少なくとも精神状態がよくなかったのは確かで……作為症ではないはず……
常に何かしら自分が悪いような気がしていて、だからこんなに怯えるのかもしれません。
あーそうか、丸まって震えていた時間がなくなったから、その分、何をしていいか分からない虚無の時間が増えたんですね…そうか…というのに今突然気がつきました。
薬が効いているってことですね。
よかった。
いや、何もできない苦痛は残ってるのでよくはないんですけど。
もしかしたら自分が作為症かもしれないと不安に思うのもまた不安障害なのかもしれないです。何でもかんでも不安なので…
と、いうのがここ最近の所感です。
HSP特性がある以上、完全に「まいにち元気!!!」ってなるのはたぶん無理なんですけど、早く鬱を得る前に楽しんでいたことを楽しめるくらい回復したい。
でもまだ一年も経ってないし、一番のストレス源は会社と上司だし、焦っても仕方ないので。
がんばります。
がんばりましょうね。
薬は効いてるぞ!
以下、飲んでいる薬と薬効について
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