[SIer]海外出張で嫌いな接待を沢山受けました
文書をまとめる能力が無くて申し訳ないのですが、かなりの長文です。
お付き合いをいただければ幸いです。
わたしは、"行きたくないのに料亭に行ってきました"の記事にも書きましたが、ベンダーからの接待を受ける事は嫌いです。接待を受けると恩を感じてしまうので受けたくないのです。色々なベンダーは対等に比較をするべきだと思っています。
接待をするお金があるのであれば、その分安価に提案をして欲しいです。
しかし、ある時、短期間において複数のベンダーから接待のようなものを受ける事になりました。
色々な事情があって、北米で開催されるベンダーの大規模なセミナーに私が参加する事になりました。セミナーの参加は有償で、参加費はかなり高額です。また、北米への旅費も自費負担(会社負担)です。
セミナーは数日間続き、移動を含めると1週間の時間を使う事になります。"忙しいのにそんなの行っている暇ないよ"と思いましたが、色々な事情で私が行かざるをえませんでした。
また、出発少し前に、私の仕事でトラブルが起きており、北米に行ってもトラブル対応をしなくてはいけない事が分かっていました。
急遽私が参加する事になったので、イベントの参加以外の現地での私の行動の調整は上長が行いました。(セミナーで興味のあるセクションの事前予約登録は自分で行いました)
場所は北米の有名な都市です。その都市に行くためには日本からの直行便は無く、途中の北米の都市で飛行機の国内便への乗換えが必要です。私はJAL(ワンワールド)派なので、ワンワールドの飛行機で移動をしたかったのですが、私が参加する事に決まったのが遅かった為、申込みが遅く、ワンワールドの飛行機は予約する事ができませんでした。結局ユナイテッド(スターアライアンス / ANAと同じグループ)で向かう事になりました。まぁユナイテッドもよい航空会社なので気になりません。
北米のイベントは凄いですね。会場のホテルは建物の中に東京ビッグサイトぐらいの広さの大イベントスペースがあります。また、個別のセクションが行われる会場の部屋は本当に沢山あります。よく東京でIT企業がセミナーのイベントで利用している、今は無き赤坂プリンスホテルやザ・プリンス パークタワー東京とは比較になりません。比較するのが失礼です。会場が広すぎて迷子になりますよ。世界中からセミナーの参加者がいて、本当に多くの人が来ています。参加費がありえないほど高いのに、こんなに参加者を集めれるなんてすごいなと思いました。このセミナーだけでどれだけ売上げあるんだろうかと思いました。
まずは、初日というかセミナー前日です。夕方にイベントスペースがプレオープンしていたので、イベントスペースに行きました。イベントスペースでは、色々なメーカーが自社製品をアピールしています。日本でいう"国際展示場やビッグサイトである××EXPOや××Week"に近いでしょうか。各企業は読込リーダーを持っており、自分が首からかけた身分証をスキャンして、粗品をもらう事が出来ます。しかし違いとしては、ホテルの立食パーティの様にちょっとした食べ物や飲み物がそこら中に置いてあり、ウェイターが渡してくれます。食べ物や飲み物のクオリティは高いです。また飲み物はアルコールもあります。もちろんすべて無料です。
ちなみに、セミナー会場にはかなり大きな空間の食堂があります。セミナー開催の数日間いつでも利用ができます。ビュッフェ形式ですが、安っぽい料理ではなくそれなりの料理が食べれます。もちろん無料です。利用している人も多いですが、食堂は広くウエイトレスの人も多いので、回転も速く入場者が多くて列になっていてもあまり待ちません。
セミナー前日は、セミナー開催ベンダーの日本法人によるウェルカムパーティーがあり、イベントスペースのそばのホテル内のレストランで開催が予定されていました。私は、ウェルカムパーティーの事はすっかり忘れておりプレオープンイベントを楽しんでいましたが・・・
日本から電話がありました。私の上長からです。ウェルカムパーティーの場所が変更になったそうです。そのベンダーの私の会社の担当営業はイベント直前に退職をして、ウェルカムパーティーの場所変更について連絡をしていなかったそうです。別途、ベンダーを辞めた私の会社の元担当営業から連絡をいただきました。ウェルカムパーティーの事も忘れていた私も私ですが、"え?"担当営業が辞めて変わった事私は知らないんですけど・・・
セミナーが開催されている都市は、大型ホテルが沢山並んでいます。本当に一つ一つのホテルが広いです(1つのホテルが大規模なイオンモール規模と言えばイメージがつくでしょうか、セミナー開催のホテルはイオンレイクタウン規模です)。私は、ウェルカムパーティーのあるホテルまでタクシーで移動をしようとしました。運転手に話しかけると「場所が近いから歩いて行け(GO WALK!!)」という事を言われました。まぁタクシーの運転手は、何時間も待ってホテルの玄関までのタクシーの行列の先頭に来たにも関わらず、近くの場所までの送迎だとわりに合わないのでしょう。
私は走りました。しかし、遠い、遠い、どれだけ走っても、1つのホテルすら過ぎません。30分以上かかってウェルカムパーティーのあるホテルまで行きました。"なにが近いだよ"と思いました。そして到着したそのホテルも広い。一体お店がそのホテルのどこにあるのか、とても探しました。お店を見つけて、遅れながらイベント開催ベンダーの日本法人が開催するウェルカムパーティーに参加しました。
このウェルカムパーティー、いってみれば会社と会社の顔つなぎのようなものです。色々な会社の方が参加しており、会社間での情報交換や今後の仕事を取ってくるような場の様に感じました。機器メーカーの人も来ており、複数名で参加していますが大体部長レベルですね。大手SIerは役員の方が参加していました。私の知らない中規模のSIerの会社は若手を中心に数名参加していました(その会社はノルマがあるのか、全員が熱心にあらゆる人と名刺交換をしていました)。ユーザー企業のIT部門の部門長レベルの人もいました。ユーザー系SIerで担当者レベルの人もいました。本当に会社によって参加をさせている人はバラバラです。セミナーの料金・交通費・宿泊費など含めると、参加するにはかなりの金額がかかるのですが、どのような役職の人が来ているのかで、なんとなくその会社がどんな会社なのかわかります。
私の個人的に思った事として、日本からの参加者は百名もおらず、日本にはSIerなど沢山の会社があるにもかかわらず、参加者している企業、参加者は少ないと思いました。日本でそのベンダーがイベントをするときは溢れんばかりの多くの人が来場しています。やはり、海外まで行ってのセミナー参加にこんなに時間とお金をかける企業は少ないのだなーと思いました。
※私は大手SIerの子会社のSIerで働いています。親会社やグループ会社の人いるかな?と思ったのですがいませんでした。いたらいたで面倒なので、いなくてよかったです。親会社は大手SIerでグループで見ると人数も多くかなり大きいのですが、参加者が私だけとは。。。
わたしは、顧客獲得なんて興味がありませんので、無難に過ごしました。いや遅れて参加したので、正しく言うとぼっちです。はい。ぼっちになっていました。
数名と会話をしたのですが、私と同じ"開催ベンダーの元営業が担当"だった会社の人は、私と同じくウエルカムパーティーの場所変更について、開催の直前に教えられたそうです。(私は開催時間を過ぎてから教えれましたが・・・)
ここでの食事は、席に座ってコース料理を食べる形式でした。食事後に席を変わったり、ドリンクを持って立食になったりして、色々な人と会話できるようになります。豪勢な食事でした。食事代はすべて開催ベンダーが費用を負担してくれました。
翌日、セミナーが始まりました。
初めは、大きなホールに参加者が集められて、ベンダーによる講演です。
Appleの新製品発表のプレゼンとか見たことがありますか?まさしくそのような感じです。CEOをはじめ最高技術責任者など各種お偉いさんがプレゼンを行います。新製品や、新技術の発表などがありました。プレゼンがかっこいい!! おぉ海外はやっぱり違うなーと思いました。ちなみに講演はもちろん英語です。ですが、このホールで行われる講演会は、日本語、中国語、韓国語は同時通訳が準備されており、同時通訳機を通して話を聞く事もできます。このホールでの公演は翻訳機が準備されていますが、基本的にセミナー・セクションを含めすべて英語です。
個別のセクションに参加しました。自分の興味のあるセクションを選択して話を聞きました。海外で開催されるこのようなセミナーは初めて参加しましたが、日本と全然違いますね。参加者は普通に解説者に質問を投げかけます。セクションの途中でも興味がないと思えば途中退室もします。内容が思ったよりも大したことが無く、一気に人が帰ったセクションもありました。自由です(日本はセクションが始まると、途中退室される方はまれだと思います)。
また、セミナー会場の廊下にはドリンクが置いてあります。もちろん無料です。ホテル仕様のコーヒーやお茶、水、フレッシュジュース、清涼飲料水など様々な飲み物が準備されています。海外の方はコーラが好きですね。一人で何本も持っていく人もいました。
お昼は、開催ベンダーの担当技術者からおよばれして、私の知らないユーザー企業の部長さんと3名で食事をしました。どうやら、今後の仕事につなげるために、考慮してくれたみたいです。余計なお世話です。私は人見知りなので、そんなのは必要ありません。またその時は忙しくて、他の会社の仕事を取る余裕なんてありません。色々な技術関係の話をして過ごしました。食事代は、開催ベンダーの方が負担してくれました。このお店もなかなか良いお値段のお店でした。
その日の夜は、IT機器・ソフトウェア関連の商社が開催する、パーティーに参加しました。このパーティーもウェルカムパーティー同様に、会社と会社の顔つなぎのようなものです。色々な会社の方が参加しており、会社間での情報交換や今後の仕事を取ってくるような場の様に感じました。
ただ、お店が有名なステーキ店だったらしく、料理はおいしかったです。相変わらず人見知りの私はあまり楽しめませんでした。
会場はホテルの有る地区からすこし離れていたので、ホテルからバスが出ました。帰りもお店からバスが出たのですが、バスを乗るのを辞退しました。夜のこの都市の街を歩いてみたいと思ったので、かなりの距離があるのですが、歩いてホテルまで帰りました。(夜は場所によって治安が良くないので、かなりびくびくして歩きました。)
屋外で見れる有名な観光エリアなど色々見て回りました。
部屋に帰ると、時差の関係で日本は日中になります。その為、仕事を始めます。日本とWEB会議を行い、資料の作成などを行っていきました。
はっきり言って寝る時間はありません。
翌日は、ある企業のプライベートセミナーに参加しなくてはいけませんでした。あるホテルのロビーに集合して、その企業(外資系の日本法人)の方が来てホテルの部屋に連れていかれます。そのホテルの部屋、VIPルームでした。エレベータを降りた瞬間からここVIPエリアだとわかるような感じです。私を含め十名ほどの参加者(皆さん日本人です)でした。そのVIPルームではキッチンの様な場所もあり、部屋には飲み物などが準備されており、ちょっとしたプレゼンができる設備と広さのある部屋があります。なかなかよいソファーで話を聞くことができます。快適でしたが、私は正直知らない企業だし、かなり緊張しましたというか怖かったです。見方を変えたら、プライベートセミナー中は軟禁されてるようなものですからね。しかもVIPルーム。逃げる事は出来ません。
話を聞くと製品は魅力的で少し興味をもちました。
大規模場セミナーの時に、裏でこんな事やっているんだなーと思いました。
プライベートセミナー後は、日本の仕事が忙しいので、ホテルに戻って日本の仕事の対応をしていました。
その後セミナー会場に行ってまた、いくつかのセクションの話を聞きました。
夜は、"行きたくないのに料亭に行ってきました"の会社が主催するパーティーに参加の予定になっていました。参加者もそこそこ多かったです。こちらのお店も、ステーキで有名な高級店でした。席について、コース料理が運ばれてきます。かなりおいしかったです。周りの人とどこの会社で何をやっている人なのかなど情報交換をしました。
話をしていると他の会社は大変だなと思いました。ある人は、参加したすべてのセクションの報告をしなくてはいけないそうです。参加したセクションの内容、自分の感想などをまとめてレポートを提出しなくてはいけないと言っていました。皆さん、このセミナーに会社が参加させてくれたことはありがたいけれど、参加後の報告書作成が大変だと言っていました。当たり前ですが、セクションではプレゼン者の言葉や資料はすべて英語です。翻訳して資料を作成するだけでも頭が痛いと思います。
私は、出発前に予定や連絡先などを上長や部下にメールをしましたが、上長は何も言われなかったので、そもそも報告書を書くつもりはありませんでした(私は社会人としては失格ですが、費用清算に必要な出張申請書などのちょっとした報告書は書きますが、出張しても大体詳細な報告書を書きませんし、私は部下にも報告書は求めていません)。
パーティーは予定終了時刻になっても解散する気配がありません。
しかし私は、パーティーの終了時間を想定して、その後日本とのWEB会議を予定していました。その日のWEB会議の相手は自分の所属する事業の役員です。
こんな高級店の料理をごちそうしてくれているわけだし、途中退場は失礼にあたると思っていました。早く終わらないかなぁと思いながらいましたが、終わる気配が無かったので、あの社長さんに「大変申し訳ないけれど予定があるので、お先に失礼したい」旨伝えました。
ありがたい事に了承してくれて、またですが、紙袋に入ったお土産をいただきました。この都市に来ないと買えない有名店の高級チョコレートだそうです。
私は走りました。この都市の夜の街を走りました(前日の夜に歩いて帰ってた経験もあり、度胸がついていました)。自分のホテルに戻り、日本とのWEB会議を行いました。役員を相手に仕事の話をして合意を取り付けました。この為にどれだけ資料作成に時間をかけた事か・・・
WEB会議後に資料をまた作らなくてはいけないので、寝ずに仕事をしていました。
翌日は、セミナーに行かずにほぼ部屋で仕事をしていました。
しかし、一つだけ参加したものがあります。
イベント初日に行ったホールで特別講演がありました。
ノーベル平和賞をとった、貧困地域の女性が特別講演をするそうです。
会場に入るまでのセキュリティチェックはさすが北米、すごく大変でした。空港のボディチェックより厳しいとは・・・。会場に入るまでとても時間がかかりました。
特別講演を聞いて思いました。ノーベル平和賞をとった女性は、確かに悲惨な環境で育っており、内容も立派な事を話しています。会場からの拍手も凄いです。ですが私は、正直共感できませんでした。この女性はマスコミや色々な人や企業に踊らされているんじゃないかと思いました。ノーベル平和賞ってなんかゴミだなと思いました。
夜は、セミナーが開催するパーティーがありました。パーティーなので、ドレスコードがあります。パーティー会場は、セミナー会場やホテルのある地域からはかなり離れているので、バスで移動になります。ドレスコードがNGの場合はバスに並んでいるときに声をかけられてドレスコードにあっていない旨伝えられます。ちなみに男性がバッグなどを持っているとドレスコードNGです。手ぶらで行かなくてはいけません。大量の人がバス乗車の列に並びます。
このパーティー、かなり凄かったです。大きなホールを2棟貸切って行われていました。立食ですが料理も沢山あります。料理はほぼライブキッチンで提供されておいしいし、ドリンクもアルコールをはじめとして提供されます。会場の中心や、奥のステージではショーが行われおり、色々と参加者を楽しませる工夫がされています。
最後にはコンサート(有名な曲をカバーしているバンド)になりました。しかもコンサート時間が長い。後でセットリストを見ましたが16曲もやっていました。会場は大変な盛り上がりです。
なんだこのパーティー。お金かけすぎというか、とんでもないパーティーでした。帰りのバスは行列です。かなりの長距離ですが、私は20Kmぐらいなら普通に歩けるので、歩いてホテルのエリアまで帰る事も考えましたが、このエリア周りが暗く、治安が悪いらしいので、おとなしく列に並んでバスにに乗りました。
セミナーの最終日になりました。最終日の午前中は日本人向け「イベントの開催ベンダーの日本法人が開催するセクション」がありました。
セクションの内容は、今回発表された製品や技術について"日本語"での説明と、要約した日本語で作成されたマル秘資料が配られます。
日本法人の方は、数名に分かれて主要なすべてのセクションに参加したそうです(セクション数から考えてありえない)。その中から重要なものを取り上げて、日本語にて説明をしてくれて、日本語のマル秘資料を渡してくれました。作成するのは本当に大変で、このセクション直前まで作業をしていたとの事を言っていました。
日本に帰ってから報告書など作成する場合の参考資料にしてくださいという事でした。
そういう事かと思いました。そんなカラクリがあるのですね。あの、「参加したすべてのセクションの報告をしなくてはいけない」と言っていた人は、今までおそらく一生懸命報告書を書いていたと思うのですが、こんなカラクリがあった事を知ったらどう思ったのでしょうか?
セミナーの最終日は、開催されているセクションも少なく、会場にいる人もまばらでした。ですので、イベントスペースに行きました。"国際展示場やビッグサイトである××EXPOや××Week"の様な雰囲気です。
プレオープンの時と違い、会場で食べ物やアルコールが配られるような事はありませんでした。アルコールはありませんが、各種飲み物は無料で準備されています。
日本から参加している企業もそこそこありました。たまたまですが、知っている人もいました。企業ブースで、登壇して英語で海外の人相手にプレゼンをしていました。そこそこ人集まっていました。
イベントスペースを色々見て回って楽しめました。
最終日の夜は、再度イベントの開催ベンダーの日本法人によるクロージングパーティーが行われました。このクロージングパーティーは立食でしたが、豪勢なパーティーでした。ウェルカムパーティーよりも参加者は多かったです。
私は、この北米にいる間に、要件をまとめていくつかの企業の担当営業に対して見積もり依頼を出していました。このパーティでは、その要件を送付した一部の企業の人も参加しており、囲まれてより詳しい要件をヒアリングされました。その企業の役員の人です。小さな企業でもないのに、よく担当営業からここにいる役員に情報共有がされて動きが早いなと感心しました。
また、「ゴルフ行きましたか?とてもよいコースなんですよ。」とか遊ぶ事について色々聞かれました。
そうです。最終日に日本法人による日本語によるセッションに参加すれば、セミナーにいた事にしてゴルフに行くことができます。
また、嫌な事を知ってしまったなと思いました。
その後日本に帰国しました。
北米でも夜に仕事をしていたのですが、仕事が溜まっているので、日本に帰国してからも仕事に追われるような状況でした。
すると、役員に呼び出されました。「出張の報告が無い」「誰にごちそうになったのかなどをちゃんと報告をしろ」「相手にお礼もできないじゃないか」との事です。
私は、「北米からあなた(役員)とWEB会議を行ったではありませんか?」「資料作成を始めとして私は日本の仕事をしていたことを、あなたは知っているではないですか?」「出張中の仕事量が多い事、理解されていますよね?」「時差を考えると寝ずに仕事をしている事は分かりませんか?」「セミナーへの参加よりも日本の仕事を優先していました」という事を伝えました。役員に対して、私は嫌な部下ですね。
報告書は、ものすごく簡易的なもの(ほぼメモ、メール直書きです)を作成して、役員に送付しました。
私が忙しい事を知っているはずなので、文句は言われませんでした。
この北米でのセミナー参加では、色々なベンダーからごちそうをしていただきました。ほとんどというか、食事はすべてごちそうになったので、食費は全くかかりませんでした。本当に自分のお金を使いませんでした。
使ったものとして、会社へのお土産を買うのにお金を使ったくらいです。
それに、セミナーに参加した事で、嫌な事を沢山知りました。
陰で上位層がこの機器やソフトウェアを導入してくれという時は、やっぱりなにか理由があるのだと思いました。
上長などが出張してセミナーなどに参加しているときは、参加しているように見せて遊んでいる事も分かりました。
私は、各社が提案してきて企業比較を行う際に、公正性が無くなるので、接待をされるのが嫌いです。また、接待を受けていると感情的なものが出てくるので、最終的な値引き交渉も強く出れなくなってしまいます。
ですが、この出張期間中、色々なベンダーからごちそうをしていただいたので、微妙な気持ちになりました。