絵画からイメージ作曲2022.1.23(132)
「ルーベンスとイザベラ・ブラント」ルーベンス 1609年
画面中央で手を重ね合わせたポーズは、結婚を意味する古くからの手法に則ったものだそうです。
静かな幸せが伝わってきますね。
のどかなイメージの変ロ長調になりました。今回から和声指定つき。
芝生に自然で形式ばらない姿勢で座るイサベラの姿は、伝統的な絵画のモチーフ「愛の庭園」を想起させます。本作のタイトルにもなっているスイカズラは、”Jelängerjelieber”(年を経るほど麗しくなる)という名でも知られ、この絵の主題である愛を象徴する植物。ここでは、結婚という愛の誓いが永遠に続くことを表しています。
デイリーアートより