「We are Diamondsよ 浦和の街に響き渡れ!」聖地駒場スタジアムで20年ぶりのホーム開幕戦
「駒場スタジアムのピッチには選手たちの汗が、スタンドの床にはサポーターたちの涙が染み込んでいる。」
浦和レッズのオフィシャルマッチデープログラムを制作している 清尾 淳さんの言葉だ。
浦和レッズの聖地とも実家とも言われる駒場スタジアム。埼玉スタジアムの改修工事のため、20年ぶりのホーム開幕戦が昨日行われた。
とはいえ、浦和レッズは開幕から2連敗。
2試合を終えてリーグの最下位という状況。
この日も対戦したセレッソ大阪に前半から先制点を奪われる厳しい展開になってしまった。
後半、攻めの勢いを取り戻しPKで追いつく。
盛り上がるスタジアム
でも、その後すぐに失点してしまう。
失点後には、下を向いてしまう選手もいた。
でもさ、サポーターは諦めないんだよね。
だって、この駒場スタジアムには、数えきれないくらい多くの汗と涙が染み込んでいるから。
選手を鼓舞するように、さらにボルテージが上がる応援が始まる。
ここで流れが変わる。
2失点目だと思っていたゴールは、VARの結果オフサイド。
また、1対1の状況に戻る。
勢いを取り戻した浦和レッズは、怒涛の攻撃でセレッソ大阪のゴールに迫る。
そして、試合後半82分に逆転ゴール!!!
勝った!
苦しみながらの今シーズン初勝利。
すげえ嬉しいというよりも、すげえ疲れた。
でも、浦和レッズの今の状況やこの後のことを考えると、この1勝は勝ち点3以上の価値がある気がする。
そして、待ちに待った時間がやってきた。
それぞれが持ち寄ったタオルマフラーを大きく掲げ、勝利の歌「We are Diamonds」を歌う。
勝利の喜びを噛みしめるように、ひとつひとつの歌詞を大切に歌う。
サポーターひとりひとりの想いのこもった熱き歌は、浦和の街に響き渡ったと思う。
歌いながらじんわり涙も出てきた。
花粉症の症状が急に現れたのかな 笑
浦和レッズの聖地であり、実家でもある駒場スタジアム。ひさしぶりに歌った勝利の歌は、本当に特別なものだった。
Jリーグが開幕して31年。
今日のようなスタジアムの思い出が積み重なって、前の世代から次の世代へ受け継がれていき、クラブのレガシーとなっていくのだろう。
「We are Diamondsよ、浦和の街に、そして世界に響き渡れ!」
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このマガジンでは、今年もスポーツファンの熱量を高め、熱狂のスタジアムを作っていくことを書いています。
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駒場スタジアムでの闘いの記憶もいろいろ綴っています。
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