羽田空港で食べられる生味噌おにぎりどうでしょう。
【1359むすび】五穀豊穣 蔵一(羽田空港)味噌
《連続1937日目!》
今日は、おにぎりの具について語りたいと思う。
これまで日本中のおにぎりを食べて、それをnoteの中でリポートしてきた。リポートしてきた種類は1300以上。
その中で感じているのは、どの地域のどの具であってもおにぎりって、多くの人に受け入れられやすい食べ物だなっていうこと。
梅、鮭、たらこ、明太子、高菜、ツナマヨ・・・
家庭でもお店でもコンビニでも普通に売られていて、味もイメージがつくし、ある種の安心感もある。
でも、世の中には、存在自体が有りか無しかで分かれるおにぎりもある。
ある地域では昔からずっと食べられていたり、ある家庭では家庭の味として受け継がれていたりするおにぎり。
でも、コンビニやおむすび専門店などでは、なかなか見かけることのできない幻のおにぎり。
それが・・・
生味噌べったりおにぎりだ。
【あるテレビ番組で、生味噌おむすびは有りか無しか日本全国調査!】
以前、ある番組の企画の中で、生味噌べったりおむすびという存在は有りなのか無しなのかを日本全国で聞く、大規模調査を行っていた。
その結果は…
圧倒的に無し。
生味噌おむすびを有りだとしているのは、北関東や東北など地域がかなり絞られていたのだ。
白いご飯の周りに、味噌をたっぷり塗って食べる。
絶対美味しいはずなのに、全国的にはあまり食べられていないどころか、その存在自体も知られていないらいしいのだ。
なんとなく予想はついていた。
なぜなら、先ほども書いたけれど、これまで全国のおにぎり屋さんやおにぎりを売っているお店を1000軒近く周ってきたけれど、生味噌べったりおむすびが売っているのをほとんど見てきていなかったからだ。
片手に数えられるぐらいだ。
けっして味噌を使ったおむすびがないわけではない。
味噌を使ったおむすびは、焼きおむすびをはじめ、炙り、揚げ、など何十回もリポートしてきている。
でも、生の味噌をべったりと塗りたくるようなおむすびにはほとんど出会えていないのだ。
よくよく考えてみると、その食べにくさや持ち運び辛さなどは、お店で提供するにはハードルが高いのだろう。
そんな貴重な存在である生味噌べったり系を、今回ある場所で見つけてしまった。
それは、意外すぎる場所というか、多くの人が行き交う日本のシンボル的な場所。
その場所とは、羽田空港。
日本の玄関口ともいえる、世界に誇る大空港だ。
羽田空港第一ターミナル。
出発ゲート内に、あるおにぎり屋さんがある。
その名は「五穀豊穣 蔵一」
まさに、THIS IS NIPPON。
香りと旨味を大切にした味噌を厳選して取り寄せて作ったお味噌汁と手作りおにぎりのお店だ。
店頭のガラスケースの中には、おにぎりがいっぱい並んでいる。
どれにしようかな。
あれっ!
いちばん右側に茶色いおにぎりがある。
もしかして!
生味噌を塗ったおにぎり!!!
注文してから、海苔を巻いてくれるタイプ。
これなら、手が汚れずに食べられるぞ。
それにしても、意外だった。
生味噌べったりおにぎりは、北関東や東北地方まで探しにいかないと出会えないと思っていた。
それが、こんな東京の中心で見つかるなんて。
さっそく、いただきましょう。
がぶりっ!
うぉおー
うまい!
味噌の芳醇な香りと旨み。
それが、ごはんに染みこんでいる。
シンプルだけど、めちゃくちゃ味わい深い。
日本の食の歴史の豊かさを、これ1個で感じられる味だ。
生味噌べったりおにぎり、見つけたらぜひ食べてみてくださいね。
ご馳走たまでした!
新潟の南魚沼で見つけた、生味噌べったりおにぎりの話もおかわりどうぞ!
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