海老天のピースサインで半世紀の時を遡る
【683むすび】俵大名(池袋)海老天
写真に写るときに、なぜかみんながやってしまう。
人差し指と中指を2本広げて掲げるポーズ。
それがピースサインだ。
当たり前すぎるというか、物心ついた時からピースサインありきだったという人も多いと思う。
このピースサイン。
いったい、いつ頃から日本で広まったのだろう。
実は、日本のピースサインの元祖と言われているのが、タレントの井上順さんだ。
1972年に始まったカメラのコマーシャルで井上順さんが、「平和でいこう、はいピース!」とピースサインでポーズをとったことがその始まりだと言われている。
(海外で使われていたポーズで、日本での始まりも諸説あるらしい)
その後もコント番組のオチなどで「ピースサイン」を使うようになり、日本中に広まっていったとのこと。
このポーズのおかげでどれだけ多くの人がカメラを撮るときに笑顔になれたのだろう。
50年近く前のコマーシャルから始まったことが、こんなに人々の中に浸透するって、ちょっと素敵だなって。
(本人のTwitterでも呟かれています)
同じように、スポーツや勉強などで頑張ったときや勝った時に出すガッツポーズも同じような広がり方をしている。
元ボクサーのガッツ石松さんが、1974年の世界タイトル戦で勝利したときに、片手を掲げたポーズから来ているというのがかなり知られた通説。
でも実は、ボウリング界ではその前から使われていて1972年に出されたボウリング雑誌の中ではガッツポーズという言葉も使われていたとの話もあるらしい。
1972年…
時を同じくして始まった2つのポーズ。
半世紀の時を超えても人々の間で愛され続けているのは、本当に素敵なことだと思う。
(こちらにもボウリングの説が出ています)
さて、多くの人に愛されるおむすびの話も。
池袋の西武百貨店にあるおむすび屋さん俵大名。
ここに、これまで見たことのないおむすびがあった!
それは、海老天!
海老天といえば、これまでも右曲がり、左曲がり、垂直型など様々な形を研究してきた。
でも、今回出会ったのは、そのどれにも当てはまらない。
新しいカタチの海老天。
それはまるで、ツインタワー!
ツインタワーといえばトマム!!
いやいや実際のおむすびを見てほしい。
海老が2本の豪華ツインタワー!
高くそびえ立つ海老天が、まるでピースサインみたい!!
サクッとした衣に濃いめの甘だれ。この衣とタレとごはんが一体となったところがうまいんだよなあ。
そして尻尾もカリッといただく。
この尻尾を2回楽しめるのも、このツインタワー海老天がなせる技。
なんて幸せなことなんだろう。
人々を幸せにし笑顔にしちゃうピースサイン。
そしてピースサインみたいな海老天おむすび!
ご馳走たまでした!
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