きんきんぴらぴら 南国パラダイス
【988むすび】キッチンパナリ(宮古島)きんぴら
またまたすごいことを発見してしまった!
えっ、そんなの当たり前???
って言われる方もいるかもしれないけれど、ちょっと聞いて欲しい。
みなさんもお馴染みのメニュー「きんぴら」
ゴボウやにんじん、レンコンなどを砂糖や醤油で甘辛く炒めたもの。
とくにゴボウを主に調理したものは金平ゴボウ(きんぴらごぼう)と呼ばれたりする。いわゆる「This is the お惣菜」的なメニュー。
実は…このきんぴらの語源、あの昔話で有名な金太郎の息子から来ているらしいのだ。
(最近では、携帯会社のコマーシャルでも大人気)
まずは、金太郎こと坂田金時の話から。
金太郎って、熊と相撲を取ったりと元気で力持ちで優しい少年のイメージはあるけれど、そのあとの物語は意外と知られていない。
実は、大人になった金太郎は源頼光の家来となり、京の都で暴れていた酒呑童子を大江山で成敗したことになっている。
この元気あふれる姿が、子供の日に飾られる五月人形のモデルとなったり、金太郎飴や金時豆の由来にまでなっている、まさに日本物語界の大スター的存在である。
そして、この坂田金時の息子である坂田金平も父親に負けないくらいの大スターであったらしいのだ。
それは江戸時代初期。
当時大流行していたのが人形浄瑠璃「金平浄瑠璃」。
この主人公が坂田金時の息子である坂田金平。
父親譲りの丈夫で力持ちで、たくさんの武勇伝がエピソードとして語られている。
この坂田金時にあやかって、丈夫で強いものを「金平」と呼ぶようになり、その中でも固いゴボウを甘辛く炒めた料理の呼び名が現代まで残ったというらしいのだ。
ちなみに呼び方が似ている金比羅さんときんぴら。
ここは、ぜんぜん関係ないとのこと。
まとめると、きんぴらは元気で力強い象徴!
朝から食べるとチカラが盛り盛り沸いてくるのだ。
そんなきんぴらを使った新しいおむすびがあるという。
場所は、南の島!宮古島!
初夏のような暖かさの宮古島。
例年より少し早い海開きもしている。
昨年オープンした、宮古島初のポーク玉子おむすび専門店のキッチンパナリ。
建物から、南国の雰囲気が感じられる。
ポーク玉子おむすびのメニュー!
いろいろあって悩んでしまう。
なにを選ぼうかな?
って、もうみなさんわかっちゃっていますよね。
もちろん、き・ん・ぴ・ら。
なんと、あの「This is the お惣菜」のきんぴらがポーク玉子おむすびと合体しているのだ。
甘辛く味つけられた牛蒡や人参が溢れそうなほどたっぷり。
そこにランチョンポークの旨みと玉子焼きの甘さがミックス。
これは、美味いぞ。
ちょっと濃厚すぎかなって思われるかもしれないけれど、シャキシャキのレタスが挟んであって爽やかなアクセントになっている。
まさに南国パラダイスみたいなポーク玉子おむすびなのだ。
思わず、昔B.B.クイーンズが歌っていた曲を口ずさんでしまう。
きんきんぴらぴら 南国おむすびパラダイス!
ご馳走たまでした!
あと12日。
せっかくなので、玉子の入った曲もおかわりどうぞ。
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