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ミシュランのおむすび。〜宿六編2〜
【31むすび】宿六 (浅草) さけ
各ジャンルごとに山脈がある。まず「山」の高さを知れ。つぎに「麓」の広さを知れ。そして遠くから俯瞰してみよう。そうしないと山脈の全貌は見えない。系譜を辿ると普遍と進化がわかる
前回、この1000日チャレンジを始めた理由を綴った。
この中できっかけを作ってくれた存在である さとなお(佐藤尚之)さんが、昨年「食の山脈の歩き方」を語っていた。そのことを、noteのプロデューサーもされている徳力基彦さんがまとめてくれている。
その中で、そのジャンルを極めていくために、その山脈の高さを知ることが必要だと書かれている。
おにぎり界の山の高さはどこなんだろう。
答えのひとつに、今回訪れた浅草の宿六が当てはまるかもしれない。このお店、東京で1番古いだけでなく、ミシュラン東京2019の中で おにぎり専門店として初めてビブグルマンに選ばれた名店でもある。
断りを入れて、写真を撮らせていただく。
綺麗なカウンターの上に具を並べたカウンターケースがある。注文を受けてから握るスタイル。まるで、江戸前のお寿司屋さんだ。
今回は、さけ(300円)を選択。
とにかく、ふんわりとしたおむすび。
ご飯とご飯をにぎり固めた感じが全くしない。
パリッとした海苔。その下にあるご飯の表面につけられた、塩気がちょうどいい。
やわらかくほぐされた 甘塩の焼き鮭がたっぷり出てきた。噛みしめるたびに、ご飯とさけと海苔のうま味が口いっぱいに広がる。
幸せ。
どこか、浅く考えていたおむすびの山は、想像以上に高い山脈だったのかもしれない。
ご馳走たまでした!
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