第4志望の大学で腐ってた僕が、小樽で起業した理由
僕は、第4志望で小樽商科大学に入った。
当時の彼女と同じ首都圏の大学に進学しようとしていたが、受験がうまくいかず小樽にきた。
大学を偏差値で比べる受験の世界しか知らなかった僕は、同じく第一志望に入れず樽商に来ていた友人と一緒に腐ってた。
♢ ♢ ♢
♢ 前向きになれたきっかけ
そんな大学一年生の春。友人が隣で「仮面浪人しようかな」と管を巻いているのを見て、ふと「あれ、今の僕たちめっちゃダサいかも」と思った。
ほかにも周りから、
「なんでこんなところに大学を作ったんだよ」
「坂ばっかだし、若い人も全然いない街だな」
「小樽ねえ、なんもないよね」
という声がたくさん聞こえてきて、僕自身もそうだよなと思いつつ、一緒になって笑っているのが何となく辛かった。
自分も周りも「このままじゃ、もったいない」と思った。
「第一志望に入れなかった」という過去に囚われて、「小樽商科大学に入る」という選択をしたことに気が付かない。
自ら選んだ環境だったのに、満足できない現状を環境のせいにしていた僕。このまま4年間を過ごせば、この環境を選んだことを後悔することになると、この時はじめて思った。
「この選択を”後悔しない”ようにするためになにができるか」
そう考えだしたのが前向きなれたきっかけ。
「環境を面白いと思えないなら、面白くしちゃえばいいじゃん。」
「勝ち馬に乗れなかったから、乗った馬を勝たせよう」そんな感じ。
ゲームだったら、そっちの方が面白いじゃん。みたいなね。
♢ 小樽に来たことを正解にするために
ここにきた選択を正解にするためには、
「ここでしかできないこと」をみつけることが手っ取り早いとおもった。
小樽商科大学でしかできないこと。うーん、小樽・商科・大学か。
そうだ、「小樽」をフィールドに、「商学」を活かして「大学生」にしかできないビジネスをやってみよう。
それで始めたのが、コミュニティベース Tug-B。
この場所を通して、学生・旅人・地域の人、小樽に関わるたくさんの人々が混ざりあい、それぞれの日常も、小樽全体もちょっぴりワクワクする方向へ進んでいく。
そんな場所でありたいと思って運営している。
色々な人に向けてみんなで作っているこの場所ではあるけど、
腐っていたあの頃の自分がワクワクして遊べる居場所を作りたいっていう想いも裏テーマ的にはあるんだと思う。
「小樽にきてよかった」と思えるような出会いと挑戦がここで生まれることを心から願ってるし、僕もそう思えるように、日々もがいていこう。
♢ ♢ ♢
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