OLD OTAKUの★矢語り(漫画で語る半世紀)
tucyanと申します。
毒親家族と絶縁、バツイチ子なし、アラフィフになっても就職氷河期。
山と谷のみの半世紀でした。
最期にちょっとでも報われたらいいな、天に祈るのみ。
こんな私の人生の小話、聞いてみます?
あと20年遅く生まれたかった、オタクな私
11月になり、来年3か月の派遣契約更新か否かの結果待ちです。
今年も結局、ジプシー非正規雇用から脱却できないまま…
言うだけ&願うだけはタダ。生まれ変わりたい。今の人生、捨てたい。
控えめに言って、現実は最低最悪ではありますが、
人間幸せを求めて生きるものなので、ちょこちょこと楽しみはあります。
アラフィフにもなって!と言われても、漫画を読むのは止められない。
わたしは昔でいうところの「オタク」、漫画&アニメ大好き!
今でこそこういう話をオープンに言えますが、わたしの若いころ(大昔)は、オタクであることは必死に隠すものでした。
あと10年、20年遅く生まれていたらもっと人生明るかったのになあ。たられば話ばかりです。
「聖闘士星矢」とのつきあい、人生の半分以上!
わたしのオタク人生のきっかけになった作品は、「聖闘士星矢」です。
確か1986年に連載開始(ひえっ)だったように思うので、実に人生の半分以上!!聖闘士星矢とお付き合いしてきましたよ。
少年戦士(聖闘士)たちが女神(アテナ)を守る!
ギリシャ神話がモチーフ、個性的なキャラクター達、ドキドキハラハラするお話の展開、プロテクター(聖衣)デザインの斬新さ等など…魅力いっぱいの作品です。アニメ化もされました。
聖闘士星矢で「友情」「正義」「諦めない精神」を学んだように思います(笑)とても強い、ダイレクトなメッセージを受け取っていました。
イマドキで言う「推し」は黄金聖闘士!水瓶座のカミュのファンでした。
わたし自身は蟹座なので、聖闘士カーストでは扱いが辛かった…水瓶座に生まれたかったと泣いたこともあったっけ(遠い目)。
車田先生の絵は独特、とても個性が強いです。名(迷)セリフも多い!
「あじゃぱー」「ぎゃびりーん」とかね(笑)
1990年に連載終了したのはショックではありましたが、受験を控えていて漫画をいったん離れたのはいいタイミングでした。
その後しばらくして、別の漫画家が聖闘士星矢を描いているのを知ってびっくりしましたが、それはそれであり。楽しく読ませていただきました。
(「ロストキャンバス」では蟹座がクローズアップされて嬉しかった!)
イマドキはデジタルコミックで気軽に読めるのがありがたいです。
しかしやっぱり、本家の作品は目が離せません。
車田先生の「NEXT DIMENTION」は単行本で読んで追っかけていました。
~余談ですが、結婚していた頃でしたので、元夫はわたしがオタクなのを知っていました。こういうところは理解があったんですよね。
結局バツイチになりましたが、その後も変わらず、聖闘士星矢はわたしの心の近くにある漫画でした。
そして先日、ついにND最終巻(16巻)をゲット!
夜更けにじっくりゆっくり、心行くままに読みました。
一時期流行った「13星座占い」!ミステリアスな蛇遣い座の聖闘士が出てきたときは、シャイナさんはどうするの?!と思ったけど(笑)
謎の黄金聖闘士らしく神がかってて圧倒されていましたね…
別次元の黄金聖闘士12人も個性的で好きです。
(シジマが好きかも。また蟹座はさあ…遠い目…)。
青銅聖闘士の5人がそろっているのはおなじみ、でも星矢だけが動けず…
沙織さん(女神)の想いがとても切ない…。
ND星矢のラストがこういう風になるとは…意外に思いましたが、長く激しい戦いのあとの静けさ、そういうのもありかと…。
たかが漫画、でも心の支えになる名作
ND星矢の連載は18年!もかかったとのこと、とても長いなあと思います。
昨今、作家さんが連載中に亡くなる…という悲しいニュースを度々目にしましたので、特にご年配の作家様方がご存命のうちに描き上げていただけるのは、本当にありがたいと思います。
大げさではなく、聖闘士星矢に救われた人間がここに一人おりますので。
あぁ~でも終わっちゃった!寂しいなあ。これから何を支えにしていこう?
ぼやきも出てしまいます(苦笑)~まずは、1巻から通しで読み直すか。
そのあとに何か行動していこうと思います。ゆっくりと。
ここまで拙い文章をお読みいただき、ありがとうございました。