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ゲームで学んだこと

今回、こちらの企画に参加させて頂きます。ドキドキ💓

よろしくお願い致しまーす!



私は
「あつまれどうぶつの森」
に夢中でした。
(今はちょっとお休み中)
なんと、サブ島を作ってまで楽しんでいた。
つまり、Switchを2台使って…
1年で2000時間程遊んでいたのだ。
1日平均5時間以上費やしていた計算になる…

何を楽しんでいたか…
・島民から写真を貰うまで仲良くなる。

・お花を全種類咲かせる。
青バラには時間がかかった。
攻略本の通りにやって、毎日水やりし約4ヶ月後、青バラの蕾をみた時ホント嬉しかった。

青バラの蕾にビックリ


・自分の島を作る。
思い通りにできると達成感があり、そこで可愛らしい住民が来てくつろいでいる様子に癒される。

メイちゃんです🥰



・博物館寄贈コンプリートを目指す!
これは現在、美術館があと一つで全館クリアとなる。
嬉しいような寂しいような…
そんな気分です。

化石コンプリート🙌


・マイルを貯めて、離島ガチャ。
沢山のどうぶつ達に会えるのが嬉しい❤️
ちゃちゃまると出会った時は
「きゃー!😱」と、叫んでしまった🤭

・アップデートが楽しみで待ち遠しかった。

そして
どんな島にしようかなぁ。。。
YouTuberさんの島をマネたり、自分で考えたり。
ずっと頭の中は「島」の事しかなかった。
この「島」を考えているとワクワクして、笑顔になっている。
私は、自然と幸せを感じていた。
ここまで夢中になれたのは、息子のおかげ、YouTubeのおかげだった。


子ども達からは
「お母さんは立派なゲーマー」
とまで言われている。笑。

このゲームには感謝しかない。

学ぶ事がとても多かった。
支えても貰った。

でも実は、初めから楽しめたゲームではなかった。



私には現在高3の息子がいる。
最初、1台目のSwitchは息子が中学生の時、お年玉で買ったものだった。それは約5年前。

息子はとってもゲームに夢中になっていて、大声で感情を出していた。
心の声がダダ漏れである。

実は、息子は中学2年の二学期から学校へ行けなくなってしまった。
一日中、ゲームをしていた。
私には、それが理解できなかった。

こんな言葉をかけていた
「ねぇ、いつまでやってるの」
「もう、いい加減にしたら?」
「やめないと、禁止するよ」

家にいてゲームしかしない。
大声を出す息子に、とにかく私がイライラしていた。

そんなある日、テレビで脳科学の先生が

あつ森は神ゲー

と言っていた。

ゲームを全く理解できない私が、
神ゲーの意味を知りたくなった。

因みに私のゲーム経験は
スーパーファミコンでの
ドラクエ5、ゼルダの伝説…
それ以来、全くコントローラーは握っていない。

どうしても知りたくなったので
あつ森(あつまれどうぶつの森)をすぐに注文した。
息子にSwitchを貸して欲しいと言ったら
「いいよ」
と言ってくれた。
お年玉で買ったのに、快く返事をしてくれた。
(今思えば、これだけで泣けて来る。私は息子に嫌な言葉しかかけていないのに、自分のゲームを貸してくれたのだ)

ソフトが届いた。

どうやってゲームを始めたら良いのかもわからない私に
息子は優しかった。
「こうして、こうして、こうするんだよ。」

コントローラーの使い方もわからない。

それでも息子は、
「しょうがないなぁー」
と言いながら教えてくれた。
「後は慣れだから、頑張って」
と、応援までしてくれた。

久しぶりに私は、息子と笑いながら会話をした。

息子はとっても優しかった。


今まで、あんなに怒ってごめん。
とても反省した。

もたもたしながらゲームを始めた。

面白さが全くわからない😑

どうしたら、石や粘土を集めるのかわからなかった。
木の実を食べて石を全部叩き割ってしまった…
全く進まない。
「めんどくさいなぁ。」
心の声が漏れてしまった。
全く、神ゲーとは思えなかった。

息子に、これどうしたらいいかわかる?
と聞いたら
「そんな時のYouTubeだよ」
と、教えてくれた。
YouTubeで検索するのを覚えた。
(当時はYouTubeも悪とさえ思っていて…頭ガッチガチの私でした)

YouTubeで「あつ森」を探した。
すると、楽しそうにゲームをしているYouTuberの皆さんにビックリした。
どうぶつ達に話しかけたり、返事をしたり
「教えてくれてありがとう」と
お友達と話すかの様にしている。
これにはとっても驚いた。

こうやって遊ぶんだ!

YouTubeを2時間程見て色々と学んだ。
それから、ゆっくりと進めて行った。


とたけけさんのライブを開催するまで頑張ろう!
そんな目標ができた。


それでも、心からまだ楽しめていない。
買った以上、無駄な使い方はしたくない。
という、ドケチ根性でゲームを進めた。
コントローラーも中々使いこなせない分イライラしながらゲームをしていた。
そんな時、ふと思った。

息子は、こんな気持ちなのではないか。
心から楽しんでいるわけではない。
時間を潰しているのか。
勉強はやる気になれないけど、
ゲームだったらできる。
ゲームが1日の時間を保つ為の手段なのか。
ゲームばっかりやる
のではなく
ゲームだからできるんだ。


そう思った時、涙がこぼれた。

ゲームが、息子を支えていたんだ。

私がゲームをしている時
息子は
「ど?頑張ってる?」
「楽しいかい?」
「お好きなだけどうぞ」

と、声をかけて来てくれた。

息子のSwitchなのに。
私がSwitchを使っている時、息子は使えない、ゲームができないのだ。

私がこれまで声をかけていた言葉を思い出す…

私はなんて酷いことをしたのだろう


息子は、学校に行けない事にとても罪悪感があったと思う。
それなのに私は、ゲームをしている事も否定し続けて、息子の安心できる居場所を奪っていた。

なんて酷いことを言ってしまったのだろう。
息子の不登校を悪だと思っていた自分に気付いた。
不登校を理解しているふりをしていた。
息子は、学校に行けないのに…
体調を崩してまで、登校を拒否したのに…
学校で居場所をなくして家にいるのに、家でも安心できる環境じゃないなんて…

ゲームの画面が涙で滲んだ。

もう、二度と言わない。
言えない。
言ってはいけない。

ゲームをしながら、とても大きな間違いに気付いた。

ごめん

私には、先ずはこの子の安心できる環境を作ってあげる事が最優先だった。

体調を壊し、学校に行けないと訴えていたのに、私は息子の何を見ていたのだろう。

ゲームをしながら
涙が溢れ止まらなかった。
肩が震えた。

それは
息子が高1の時だった。
2年近くも、私は気付いてあげられなかった。


それから、心の声がダダ漏れの息子を叱る事はなかった。
息子なりに、ゲームと一緒に自分自身の心と戦っている様に見えた。

どんな小さな目標でも、それがある事でそれに向かって生きていける。
ゲームで起こる細やかな目標が、息子には支えだったのだと思った。

それに気付けてホント良かったと思っている。

そんな時、あつ森には
未来の自分へ
お手紙を出せるシステムがある事を知った。

私は、
「今こんな事を思っているけど
未来のあなたはどう?」

と、自分自身にエールを送っていた。

時には、過去からの自分の手紙に励まされて泣いた時もあった。
ゲームを通して、自分の味方は自分だと学んだ。
だから自分に嘘はつかず、そのままの気持ちを手紙にかいていた。



現在息子は通信高校で、迷いながらも息子の歩幅で歩いている。
私はその様子を見守ろうと思う。
待とうと思っている。
勿論、ゲームもしている。


あつ森は優しい世界。
時々島民同士でケンカしてプンプンしている時もある。
島民から、ケンカをしたからお詫びのプレゼントを渡して欲しいとお願いされる事がある。
そのプレゼントを渡すと
「私も、ちょっと言い過ぎた」と反省しているのも可愛らしい。

私も素直に謝ろうと思った。
「言い過ぎた。ごめんね。」

島作りをしていると
頑張ってるな。
ありがとう。
ちゃんと休むんだよ。

などと、言ってくれたり、手紙を貰う事もある。

島民達は、誰もが優しい。
ゲームだけど、優しさを貰うと他の人にも優しくなれる。

あつ森で、コーチングされたかもしれないなぁ。

ゲームで幸せな気持ちや気付きをもらえるなんて…
夢にも思わなかった。
子どもには非言語が通じてしまう。
私の不安は、子どもの不安になってしまう。
だから私は、幸せでいる事が大切なのだと思えた。

目標ができると、(ゆっくりだけど)どんどん色んな事をクリアしていく楽しさが増えて行って、1年で2000時間程遊んでしまった…。
Switch2台を持って島を行き来して1人で満喫している。
勿論、息子が使わない時だけお借りしていたつもり。
だけど…我慢して貸してくれてたんだと思う。
息子の優しさに甘えていました。
感謝です。

という事で…

私にとって
「あつまれどうぶつの森」は

本当に神ゲーでした❣️



私がこのゲームで1番学んだ事は

息子の気持ちに気付けた事


ありがとう。神ゲー‼️

ありがとう。息子🍀




✨✨🎮✨✨

とたけけさんライブ♪



読んで下さり、ありがとうございます🍀



スタンプラリー
「だいきちです」



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