鬼腕の談-かいだん屋奇譚- 感想

芝居企画 TECALLさんの
【鬼腕の談 ~かいだん屋奇譚~】
観て来ました!

書きたいこといっぱいあり過ぎてめっちゃ遅くなったけど…感想書いていこうと思います!

凄く素敵でワクワクする舞台で、千穐楽も終わったのでネタバレも良いよね?

元々、慶香さんの演技が観たくて行ったんだけど、ストーリーも役者さん達も殺陣も本当に素敵で、気付いたら3回観に行ってた

ここからは多分超絶長くなるけど以下につらつらと…


初日と2回目は前から二列目
左右どちらにも座ったのでどちらからのアングルも楽しめました
千穐楽はどうしても最前列で観たくて並ぶの地味に頑張ったよ!
本当は左側に座りたかったんだけど、まぁそこは仕方ない…

開場後に前説が有るのを知らなくて初日は途中から
初日の前説担当は高瀬役の平さんとAKRさん
劇中では超クールな役なのにAKRさんにめちゃくちゃ弄られてて、可愛いな、この人!って思って見てました

2回目はトイレ行ってたら前説始まってて冒頭が聞けなかったのは残念…
ちなみに日曜ソワレでした

担当は海舟役の鹿島さんとAKRさん
初日とは違い、AKRさんが弄られる側
お二人のやり取りは流石の安定感!って感じでした
鹿島さんも劇中では超クールな役なのにちょいちょい素晴らしいツッコミがw

千穐楽はこのお二人+横井役の石井さん
AKRさんの他の役者さんへの無茶振りを止める鹿島さんの優しさ…マジイケメン
スケブ持ってあげる石井さん可愛いw
タスク完了させて安心してるAKRさんも見ててホッコリしましたw


次からはやっと舞台の感想

萬劇場は奥行きがあるけど幅が狭い舞台
段差を利用した殺陣は左右だけでなく上下の攻防もあって迫力満載でした

冒頭の千鬼様と鬼縛衆の戦い
佐渡島の錫杖使いは圧巻
千鬼様の殺陣は狂気じみてて見てて本当にゾクゾクしました
皆が読経で抑えるシーンも凄く好き

千鬼様を封印した後の杏ちゃんの、凛の、
鬼藤の、佐渡島の…嘆きや悔しさ、抑えきれない怒りが伝わってきて胸がギュッてなった


それから千年後という設定の現代
月刊怪奇ファイルの記者さん達…
意外とキャラ濃くないですか?

宮本さんのイケオジ感、すげぇ好きでした(胡散臭そうだけど)

神谷さんは、もうズルい!
貴方が今回一番美味しい役なんじゃない!?って最後まで見ると尚更そう思った

古賀くんは初日からドンドン主人公感が増していってて、初日のちょっとオドオドした感じも、楽日のしっかりした感じも良かった



そこからの~、関内くん登場!
梯子背負って歩く姿、可愛すぎか!
やべ、見られた…って顔隠すシーンもめっちゃ可愛いw

鵜野月の飄々とした掴み所の無い感じ
実は嫌いじゃないですw
関内くんのこと叱るけどちゃんと最後には優しくするあたり大事にしてるなぁって感じた
あ、鵜野月はツンデレか…



シーンは変わって鬼神の会の取材シーン
千玄寺様、綺麗だけどちょっと怖い人?
って思ってたら相手に探りを入れる時、表情は笑顔なのにマジで目が笑ってなくて…

御堂は登場からずっと右手で左手抑えつけて、しかもその手が若干震えてる…
記者達に相対する時にはニッコリ笑顔なのに、振り向いた瞬間には無表情になるの怖すぎ…

そして鎮西は千玄寺様好き過ぎなw
鎮西はきっと鬼じゃなくて千玄寺様を崇拝してるんだろうなって感じ


ここから順番が曖昧になってるので違ったらすんません…


街中に登場した京子の鬼腕に引き裂かれたり、刺されたりするアンサンブルの方々の逃げ惑う姿は本当に恐怖を感じていて、きっと目の前でこんなことが起きたとしたらこうなるよな…って思わせる演技でした

自分の意思に反して人を殺める鬼腕に、必死に抵抗しつつも抑えきれない京子の動き、本当にあの腕だけ別物なのでは?と思うほどにリアルで凄かった

死人を生き返らせた御堂が、腕についた血を舐めとるシーン、髪色とカラコンのせいだけじゃないあの人の外感ヤバいって…


ここでやっと他の鬼登場!

霊鬼の動きがアクロバティックで本当凄い
あの人の身体どうなってんの?軟体動物なの?

牛頭は闘牛って感じで、ずっと足を床に擦ってる演技とか細かくて良い
笑い方とかも好き

馬頭の強気で綺麗な顔と動きの妖艶さには狂気じみた色気すら感じたよね…
そしてずっと綺麗な脚を見てました←

穏行鬼の可愛い外見で、優しさを見せるようで残忍さを滲み出す言い方は流石、鬼!って感じがした

鬼同丸の鬼なのに鬼を嫌う姿、まだ人の心が残ってるからっていう辛い葛藤なんだろうな…

千鬼様は途中からメイクが変わってて、より鬼らしさが出て格好良かったです

てか、鬼の方々みんな素敵すぎるんですが!
なんであんな美人とイケメンしか居ないの!?
鬼の仲間になりたいです!

連行されてきた時の怯えた姿、脚を刺されたり、現れた鬼達に食われる度に、叫び声を上げる京子の演技力が凄かった

あと、最後に穏行鬼の糸に操られて退場していくシーン
動きがめっちゃ滑らかで、本当に糸で操られてるみたいだった



廃ビルに現れた尼さんが飛び道具!?
って思ったらまさかあんな格好だったとはw
既にあの時点で、綾女ちゃん好き!ってなったよねw

石動←最初読めなかったけど覚えた!
いするぎ!
優しくてノリのいいお兄ちゃん感半端ないのに、槍使いめっちゃ素敵でした!

沢山出てくる異形、絶対アンサンブルさん達だけじゃないよね?
みんな動きが凄くて、どれが誰だったかも知りたかった…

テコールさんの舞台を観たのは今回が初めてだったので、かいだん屋と月刊怪奇ファイルの関係性はよく分からなかったけど…
とりあえずよく会ってて毎回殴られて、
記憶とデータ飛んでるってことでOK?
それにしても関内くんの破壊屋の能力…
アレはチート過ぎるでしょw
記憶とデータを殴って消せるって
ほんとすげぇな、その能力…

妖を倒した後に牛頭が襲いかかってくるシーン
関内くんとか石動が本当に軽々と飛ばされて、自分の攻撃も全然効かなくて焦る鵜野月に、ちゃんと人並みの感情があって安心した

そして鵜野月があの後、どうやってあれだけの力量差のある牛頭から逃げて来たのかが、すげぇ気になる!



怪我した鵜野月が向かった先に居たのは
車椅子のイケメン、海舟さん!

車椅子捌き(?)も上手くて
…え、めっちゃ格好良い!って
一人でテンション爆上げになりました

※ここで海舟(鹿島樹さん)推しになりました
※故に海舟の出るシーンは感想が長くなります

でも車椅子だったらきっと殺陣は無いよな…残念、って思ってたら、あの…車椅子に刀、携えてません…?(初日は刺さってた)

関内くんが敵にやられたと聞いて「どうせ相手の力量を…」と鼻で笑ってたけど、一瞬表情を歪めたように見えたのは気のせい…?

鵜野月と海舟さんの因縁(?)は購入したかいだん屋DVDを後で見てみようと思います
(さっき見た、ヤバい…ほんと好き!)

皮肉屋で飄々とした鵜野月とプライド高そうな海舟さんは、水と油なようで多分本当は似たもの同士なんだろうなぁ…

途中で乱入してきた鬼縛衆の方々って普通の人からも見えてるの?

杏ちゃんは冒頭で鬼に切られてたし、佐渡島はスーツに中折帽とか、その辺に居そうな格好してるからきっと上手く現世に溶け込んでるんだろうけど、凛と鬼藤も力が無い人にも見えてるの?

佐渡島に勝手に輪の中に組み込まれて、ブチ切れて睨み付ける海舟さんの眼力やべぇ

佐渡島と鵜野月のお互いの煽り合い
二人とも煽る煽るw
めっちゃお互いの神経逆撫でするやんw

御一行が消えた後に海舟さんが鵜野月に新聞を渡すシーン
自然と感謝の言葉が出そうになるのに、いつも通りを装って振る舞う鵜野月を「気持ち悪い」の一言で片付けてしまう海舟さんのSっ気、好きです!

でも最後に「…死ぬなよ」って…
そういう突然の優しさ狡いですってば!
海舟さんもやっぱりツンデレですか!


16歳で行方不明になった京子を、古賀くんは12年も探し続けてたとか、すげぇ純愛過ぎる
しかもその為にオカルト雑誌の編集社に就職って、古賀くんは本当に人生掛けて京子を探してたんだね…
途中出てきた穏行鬼の動きに同調して動く京子、アレは穏行鬼に掴まれてるんだよね?
それとも京子の鬼腕に…?

そして駆け付けた宮本さんと神谷さん、意外と驚いてないけど月刊怪奇ファイルでは実はこんなことが日常茶飯事なの?
鵜野月でも鬼にダメージ与えられなかったのに攻撃(?)出来ちゃう宮本さん何者なの!?



アヤカシ食いの拠点でのどんちゃん騒ぎ
ここは毎回本当に見ててホッコリする
関内くん、無事に治って良かったね!

アヤカシ食いのみんなどこかしらにファーが付いてて、ちょっと動物味があって可愛いけど、顔に模様(?)があって、やっぱ人外なんだろうなぁって感じた

鬼玉を食べるシーンで一瞬だけ時が止まる演出にはきっと何かわけがあるはず!
でもあの演出は結構好き
ここの一族のパワーバランス的には
法影>高瀬>石動>綾女≧横井
って感じかな?

高瀬が関内くんに突っかかっていくシーン
わざわざ地雷を踏みに行く関内くんは天性の問題児なんじゃなかろうかw

法影さんの
【面白いことは好きだけど、筋は通す!】
みたいな所が本当におかぁちゃんだった

横井、お前すげぇ弄られ役なw
綾女ちゃんに怒られて端に座らされたとき犬の躾みたいにされてたの可愛かったw

関内くんが鬼玉食べちゃった時のみんなの対応の速さ、流石です!
最後に高瀬が切った後の刀をピってするの…細かい演技だけど、あぁいうのすっごい好き!

鵜野月からの依頼の更に裏の考えを読み取る法影さんの洞察力、というか勘は長年生きてきた玄人らしさが滲み出ていた



海舟さんの車椅子を押して出てくる宮本さん
アンタら知り合いだったんかい!
そして海舟さんにお叱りを受けて、しゅんとする宮本さん可愛いw
それを見て喜んでる神谷さんも可愛いw

陰陽師とか異形とか鬼とか出てくる作品だから印を結んだり、読経するシーン多いけど、本当にみんな格好良いんだ…
一人一人印の結び方が違うのもツボでした
ちなみに海舟さんが結んでた印は剣印…?

「お前は本当に面倒臭いことを…」って言った海舟さん、マジで心の底からから思ってそうw
車椅子で殺陣とか型破り過ぎて異形じゃなく、俺が召される…って思いながら見てました
異形を切った後に愛刀を確認してノールックで鞘に収める姿、格好良過ぎじゃないですか?

あと、千穐楽で読んでた本を落としちゃって頑張って一生懸命拾う姿が、海舟さんにしては実に可愛くて密かにキュンキュンしてました

取り憑かれた神谷さんを拳で何とかするの、破壊屋ってやっぱり力技なのかwって思った

穏行鬼の腕を払ったり鎮西と御堂の攻撃を跳ね除ける程の結界を張れる宮本さんって、やっぱり何者なんですかねぇ!?
海舟さんの嫌味に「普通の人間」って言ったけど、普通の人間はまず結界なんて張れませんからね!?

御堂の剣を受け流す海舟さんの動き、本当にすげぇから!みんなに見て欲しい!
車椅子に乗ってるんですよ、この人!
一瞬の隙も見逃さず仕留めた海舟さんの腕を掴んで更に深く刺す御堂のニヤリ顔…
この人、何しても人外感しかないんですが…

車椅子から引き倒され、古賀くんが拐われた時に「っ…しまった…!!」って小さく呟くシーン
最前列じゃなきゃ聞こえなかったけどそういう細かい演技、本当好きだわぁ…

御堂の「穴開いちゃった~!!」ってバタバタするのマジで可愛かったんだけど!

神谷さんまた取り憑かれてて、また腹パンか?って思ったけど今度は電気(?)みたいなのでやられてた
なんかこの人、天性のネタキャラだなぁって戦闘シーンの後で微笑ましかった

半身不随って設定上、本当に全然腰から下を動かさない演技力、素晴らしかったです
仕事柄そういう所に目がいってしまうので…

退場の際に神谷さんが車椅子押そうとした時に「触るなっ!!」って言ったの、動けない自分の身体と、殺す価値もないと言われた事、それと古賀くんを連れ去られてしまったことへの苛立ちだろうな



鬼神の会の御神体(?)は京子だったのか?
千玄寺も御方様って言うくらいだし…
そしてまさか千玄寺が馬頭に操られていたとは…
馬頭と千玄寺の同調した動きと台詞のタイミングが凄すぎて鳥肌立った
馬頭の「プ・レ・ゼ・ン・ト♡」の言い方、すっごい楽しそうだった…あのシーン好き!

置かれた生首を見た京子の悲痛な叫びと、ごめんなさいってずっと謝る姿が痛々しくて…でも徐々聞こえる心が壊れて気が触れた人の笑い方は、リアル過ぎた…
あの人、演技上手すぎじゃね…?



鬼同丸がまだ人間だった頃のシーン
まだ彼が鳶という名前だった時…
力が有るのに護れなかった悔しさ、憤り、いとも簡単に人が肉片に変えられていくのは、本当に悔しかっただろうな…

強さが仇になって生き長らえてしまったこと、護れなかった、助けられなかった…
そんな自責の念が彼を鬼に変えてしまった
鬼縛衆からしても、本当に辛かったと思う…鬼は倒すべきもの、でも目の前にいるのは、大事な仲間だったもの…

…本当の鬼はこの脚本書いた人だよ!(号泣)
すげぇいい演目だけどさ!辛いよ!

うなされて起きる鬼同丸にまた優しく声を掛ける穏行鬼の綺麗なのに悪どい表情、流石鬼だわ…
「断ち切れば良いのだよ…」って囁く声が、本当に人の心に巣食う悪魔の囁きって感じだった
穏行鬼は肉体より頭脳派って感じの鬼だなぁ



鬼門に出向く御一行、海舟さんがまさかの車椅子からの離脱!立ってる!歩いてる!
って謎の感動がありましたw

しかも病院(?)の時とは衣装若干変わってて…
トレンチコートでの殺陣とか!なんなんすか!
ほんと格好良過ぎます!ご馳走様です!

石動が色々説明してくれるんだけど、ちょいちょい小ネタ挟んできてて笑った
現場の石動でーす!はマジで可愛い!

海舟さんと石動が背中合わせて戦うシーン、クソほど格好良いんだよ!
てか海舟さんの殺陣、本当に綺麗で見惚れる…


千鬼様と佐渡島の戦闘シーンは凄い!
速すぎて目が追いつかない!
あの長い錫杖振り回しててそれでも帽子落とさないで戦うとか、格好良すぎか!

千鬼様の言葉には重みがある気がする
千年経とうが人間は何も変わらない、人の心から産まれ落ちた鬼はある意味で、欲望に忠実に生きてる…悪のはずなのに、ある意味では人間より真っ当かもしれない
そう思わせるくらいに重みがあった

そしてここで、我らが馬頭ちゃんの登場!
杏ちゃんとの殺陣、初日よりもどんどん速く、そして力強くなってる気がした
他の人と形状の違う武器だからか凄い力技、そこに速さと滑らかさが加わってて、千穐楽の戦闘シーンまじヤバかった…

あと、笑い方がどんどん狂気じみて来てて、鬼縛衆を殺せる事が本当に心の底から楽しみで仕方ない!って感じが伝わってきた

前情報で役名聞いてた時に、もず?とか弄ってすみませんでした!そんな可愛らしいもんじゃなかったわ…



鬼藤と霊鬼の戦闘シーン
硬派な鬼藤と軟派な霊鬼はある意味相性良かったなぁ
鬼同丸(鳶)を悪く言われ表情には出さないけど、ちょっとムッとした鬼藤の空気感良かった

鬼同丸と凛の師弟対決は本当に胸熱!
倒さなきゃいけない相手なのにお互いが倒したくない…って思ってる感じマジで切ない
力の差はやっぱりあって、やられそうな凛を助けに入る高瀬、格好良いぞ!

高瀬って結構、喧嘩っ早いよね?
戦うことは生きること!みたいな性格してそう
食料調達も掟で行けないけど、掟が無かったら毎日率先して行きそうなタイプ
それなりに腕っ節も強そうだけど優しいから、他人を気にしながらだと本気出せないタイプだな

鬼同丸はやっぱり鬼だから憤りを隠さず、何度も食下がる凛をバッサリと切り捨てて、高瀬に切っ先を向けるけど、駆け付けた横井にちょっと驚いてたように見えた
そりゃ真剣勝負に水を差されてるもんな

同胞に駆け寄る横井に、あっち!って示す高瀬、本当に貴方もイケメンですね!
切られた凛を見て「うわぁ、網の目みたい…」って、そりゃそんな切られ方してたよねwってなった

横井の治癒能力ってBLEACHの四番隊が得意とする回道とか、織姫が使ってた双天帰盾みたいだなぁ
って見てて思った…羨ましい能力だ…

高瀬も右腕切られてるし、このまま負ける?って思ってたらまた良いタイミングで関内くん登場
飛び蹴りめっちゃ綺麗に決まってて思わず拍手しちゃいそうになりましたw
関内くんと高瀬、結構良いコンビだと思うなぁ



取り残された横井の背中にぶつかる綾女
二人とも驚き方が可愛い!
仲間に会えたことで喜んでピョンピョンしてるの、シリアスな戦闘シーンの束の間の癒し
でもすぐにそれもお終いで牛頭の登場!綾女と牛頭の戦闘シーンも結構好き

女の子相手でも容赦ない牛頭に頭掴まれて、あ、このままやられちゃう…って瞬間、娘のピンチに颯爽と現れる法影おかぁちゃん!
牛頭の動きを封じつつ、綾女をしっかり叱る…流石はアヤカシ食いの長ですわ…

牛頭が動けないのをいい事に、色んな格好させて遊んでた
ここのシーンは毎公演違ったらしいw
ちなみに初日はボルトの格好させてた
楽日はだっちゅーの♡ってしてて牛頭めっちゃ恥ずかしそうで可愛かったw


さて、やっとクライマックスですよ

鬼門の位置に一同が会するシーン
何度目かの千鬼・佐渡島 戦
人間を少しは見直す千鬼、テメェには負けねぇって闘志を燃やす佐渡島
バチバチしてるのすげぇ格好良い…

そんな中に現れた法影さんと綾女
キレながら二人を追いかけてくる牛頭は若干、さっきの恥ずかしい格好の八つ当たりっぽいw

これから戦闘だ!ってところでいきなり入る、脳内アナウンスには思わず笑った
佐渡島がちょいちょいツッコミ入れてるのw
真面目な雰囲気をあえてぶち壊すのが鵜野月…

徐々に集まる面子、すげぇ数だな…
やっと会えた佐渡島と鬼同丸
佐渡島・鬼同丸 戦来るのか!?って思ってたら、まさかの千鬼様…横取り禁止ってことですね

鬼に鬼は殺せないって散々言ってる中で、鬼同丸にトドメを刺す海舟さん、格好良すぎか!
それにしても霊体って便利だね…
鵜野月の衣装も変わって法衣みたいになってた
しっかり陰陽師だったんだね、鵜野月…



ようやくかいだん屋の本領発揮で階段を呼び出すシーン…え?マジで?
金ピカだけど、細っ!!って思ってたら、まさかそれ、増設出来るのかよw

次々に階段に送られていく異形
穏行鬼が、霊鬼が、牛頭が
階段で送られていき、残す鬼はあと二体
そこに何かを持って現れた馬頭
え、まさか…それって、杏ちゃんの…
「意外と、楽しめたわ♡」って言った馬頭、本当、楽しそうに言うなぁ…

この舞台で馬頭が一番大人数相手に戦ったんじゃないか?ってか強過ぎな…
みんなが奮闘する中、トドメを刺す海舟さん…貴方、鬼殺しの異名でも持ってるんですか!?

馬頭が刺されながらもニッコリ笑ってて…
海舟さんの腕を掴んで…ちょっと!やめて!連れていかないで~!!!って思ってたら、まさかのここで杏ちゃん登場!?
え?馬頭にやられたんじゃ…あ、霊体……
霊体って便利だね…(二回目)


この階段って鬼や異形は強制的にだけど、霊体なら行き来は自由なの?
海舟さんを馬頭から引き剥がして「自分のケツくらい自分で拭けるからよ!」って言った杏ちゃんも、まじイケメンやな…

残す鬼は千鬼のみ
京子を引き連れて耳打ちする千鬼
楽日には目の前で千鬼の耳打ち聞けた!
鬼門の蓋となるためにゆらりと歩き出す京子、そしてそれを追いかけ、縋り付いて止める古賀
良かった、間に合った!

京子を探し回る12年、長かったよね…
その手、何がなんでも離すんじゃねぇぞ!
けど京子を取り巻く異形がなかなか離れず、もうダメか…ってところで出てきたのが…

神谷さん!?

え?神谷さん!? アンタなんで刀持ってんの!?
なんで異形を切れるの!?って思ってたら、また取り憑かれてた~w
凛の遠隔操作的な状態で殺陣をこなす神谷さん、その特異体質、便利すぎるだろw

神谷さん(凛)のおかげで異形を祓い、京子を取り戻した古賀くん…良かったね
って安心してたところで…穏行鬼、復活!?
階段が残っているせいで送った者達が復活してくるとか、チートじゃねぇか!

階段を閉じて他の異形を阻止したけど、穏行鬼がまた鬼門を開こうとする中、今まで効かなかった筈の綾女の銃弾で穏行鬼に効いた、だと…?
みんなが疑問に思うことを突如現れて、淡々と説明する宮本さん
そういえばアンタ居なかったな!

弱体化した鬼をみんなで倒すぞ!みたいな空気になる中、「疲れちゃったんで、後はお願いします」って
そういうとこやぞ、鵜野月!(褒めてる)

鬼縛衆と鬼の最期の戦い、胸熱!
やっぱり佐渡島と千鬼様の殺陣格好良い…

鬼を滅してもまだまだ湧いてくる異形
場所ごと封印するシーン
ストップモーションでのフェードアウト
本当に格好良かった…


本編が終わり、ラストシーン
二種類あるとは聞いていたけど、初めに見たのは京子ENDでした

鬼に憑かれた京子が死ぬ為には、鬼を外さなければいけなくて…
あれから京子は何年も一人でこの寂しい場所に居たんだね…

人と共に老いる事の出来ない身体、鵜野月による鬼外しの法、かいだん屋の力は魂の浄化…
「古賀くん、大好きだよ!」って、後ろ姿だったけどきっと素敵な笑顔でその言葉を紡いでいただろうね…


古賀ENDは見所満載過ぎた
鬼に深く関わったものは鬼の記憶を消される、12年探し続けた【佐々木 京子】という存在が記憶の中から消えてしまった古賀くんの心境なんて、きっと一生分かれないだろうけど…
心にぽっかり穴が空いたって表現が一番なのかな

オカルト誌業界からファッション誌業界に部署異動が決まった神谷さん
ジャケットからチラ見せするバケラッタTシャツ、アンタ本当にそれでファッション誌業界に!?って絶対みんな思ったよね!
バケラッタTシャツ、インパクトあり過ぎ!

宮本さんの発言で半ギレの神谷さん、それを追いかけて行く古賀くんの後ろ姿を鬼腕の外れたあの頃の京子が見詰めながら「古賀くん、大好きだよ!」って…
ここで号泣!
まさかそれが繋がってたなんて…
バックで流れる曲も凄い良くて、そこに笑顔の
京子のこの言葉は泣けるって!

どっちのエンディングも見たからこそ、今までの一連の流れが思い出されて、ワクワクとドキドキと感動の詰まった本当に素敵な演目でした!
早くDVDでまた観たい!
もう一度細かいところまで確認したい!


終演の挨拶で次の役者さん達を呼び込む時、印を結んで「オン!」って呼び込むの
アレめっちゃ好き!
みんなそれぞれらしい仕草で素敵だった

一番印象に残ったのは鬼神の会のところ、階段を降りてくる千玄寺に先に降りて、ちゃんと手を差し出す鎮西の徹底ぶりが凄い

あと、最後に登場した佐渡島と千鬼様は顔を合わせれば闘志剥き出しでw

本当に皆さんお疲れ様でした!
演者の皆様、音響、照明等裏方の皆様
皆様の作り上げた最高の舞台を拝見出来たこと、本当に、本当に幸せでした!
既に鬼腕の談ロスに陥っておりますw


めちゃくちゃ長くなりましたが
【鬼腕の談~かいだん屋奇譚~】
本当に最高の作品でした!

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