月兎

観てきた舞台の感想とか 参加したLIVEの感想とか 推しについての愛とか そんなものを語る場所

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最近の記事

北浦 亜以《【アイ】という存在》

私はただ、欲しかっただけ アナタからの愛が… 私があげた分だけ 返して欲しかっただけ... 《 【アイ】という存在 》 一番初めに愛したのはお姉ちゃんだった 誰よりも大好きで、誰よりも大切で 誰よりも愛していた存在... 優しい声も、綺麗な笑顔も、暖かな手も あの日、あの時、消えてしまった... 気付けなかった、護れなかった だから二度と同じ過ちは繰り返させない その為に護れるように力を付けたんだ 『亜以ちゃんは、正義の味方で居てね』 あの頃よりも陰のあるその

    • 北浦 亜以《私が刑事になった理由》

      守りたいのは、守られたいから 愛してるのは、愛されたいから 貴女を見てるのは、私を見て欲しいから 《 私が刑事になった理由 》 姉は私の世界の全てだった だって私は貴女の居ない世界を知らないから 貴女が笑って過ごせる世界が無くなるなんて そんな世界は絶対に間違ってる ならば私が作るしかない 私にとってのただ一人の神のような存在 その顔が雲らぬように 私が世界を正すしかないのだ… 「亜以ちゃん」 優しくそう呼んでくれる声が好きだった 「亜以ちゃん」 慈愛に満

      • しにんに梔子/シャーデンフロイデは騙らない

        開演前に流れていた曲がかなり作品の内部を描いてて色々考えさせられたので ・入水願い/椎名林檎 ・Fatal/GEMN ・オレンジ/トーマ ・バレリーコ/みきとP 他にも曲があったのかもだけど 分かる範囲だとこの4曲がリピートしてた 特に入水願いとFatalの2曲は歌詞からの考察が必要そうだったから自分なりの考察を書いてみた 【入水願いの歌詞からの考察】 歌詞全体的にはあすか→弓弦への手紙の内容? 《あたしを殺して其それからちゃんと独りで死ねるの》 菫が弓弦に首を絞められる直

        • 【悲しいシンデレラの殺し方/Dキャスト】舞台感想

          12月2日~12月22日まで 阿佐ヶ谷アルシェにて行われた 劇団宇宙キャンパス extra act.10 『悲しいシンデレラの殺し方』 (Dキャスト/12/8~12/14)を観てきました! 忘れないうちに感想書くよ! 推しが出演していたので、所々推し語りでヤバいやつになると思うのでお目汚し失礼致します(先に謝っておくパターン) 阿佐ヶ谷は個人的に一度訪れていた土地だったけど、こんな商店街の真ん中に劇場があるなんて正直思ってなかった… いや、小劇場って意外と街中にあるわなぁ…

          To-Riders 1th.drive「ドラス!」感想

          今回は10月28日~11月1日まで本公演、11月5日~11月15日まで配信公演をされたTo-Ridersさんの「ドラス!」の感想をつらつらと書いていこうと思います 本公演は小劇場メルシアーク神楽坂 初めて行きましたがめっちゃ駅近っ!(それなのに迷った天性の迷子癖) 今回、新型コロナウィルスの影響もあり、座席は全席指定で隣との間隔もしっかり開いていて正直観劇しやすかったです 身体がデカいのでいつもお隣さんにご迷惑かけないようにって身動き取れないので… そこまで幅もなく、奥

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          穏形鬼ショートストーリー

          優しい言葉で惑わせて 甘い夢を見させてやろうぞ ほら、よぉく見てご覧よ お前の心の奥底を… 《 艶やかな毒 》 千鬼様と共に人間に封印された我等… 人の子が鬼を御せるなどと何故思えたのだ? 数人がかりで封印するのがやっとのくせに、何故我等に勝った等と思っているのか やはり人間とは、斯くも浅ましきモノよな… 「ふふっ…千鬼様、お懐かしゅう御座います…」 我等を生み出した鬼の親玉、諸悪の根源 汝より出でし我等には、汝に在らざる性質がある 色を好みしは馬頭、破壊を好み

          穏形鬼ショートストーリー

          海舟ショートストーリー

          助けに行ったのに、助けられた 連れ戻したかったのに、連れ戻された あまつさえ自由な身体すら失った 大事なものを護れないなら 大事なものなんて、もう要らない… 《 元・破壊屋の嘆き 》 「ぅ……っ…師匠……ッ!!」 うなされて目を覚ませばまたあの時の悪夢… 禁忌のビルで俺達は一度、師匠を失った 数年の修行の下、今度は助けられる筈だった 強くなった、そう思っていた 破壊屋として、霊能者として、鬼になんて 負ける筈は無かった… あぁそうだ、俺は傲っていた その傲りが

          海舟ショートストーリー

          馬頭ショートストーリー

          鬼さんこちら、手の鳴る方へ… 《 鬼の戯れ 》 千年前…千鬼様が人の子に封印され、我等も共に闇へと葬られた 永い永い時を経て…千鬼様が、我等がまたこの地に蘇るのは偶然ではない…えぇ、それは必然なのよ? だって人は何年経とうが何も変わらない… あの頃と同じ、人の心の中には沢山の恨み、怨み、妬み、嫉みそんなどす黒い感情が渦巻いているのだから… 獄卒でもある私が地獄で目にしてきたものと、この現世に生きる人の子等には何も変わりなんてありゃしないの 他人の財が羨ましい、他人の

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          鬼腕の談-かいだん屋奇譚- 感想

          芝居企画 TECALLさんの 【鬼腕の談 ~かいだん屋奇譚~】 観て来ました! 書きたいこといっぱいあり過ぎてめっちゃ遅くなったけど…感想書いていこうと思います! 凄く素敵でワクワクする舞台で、千穐楽も終わったのでネタバレも良いよね? 元々、慶香さんの演技が観たくて行ったんだけど、ストーリーも役者さん達も殺陣も本当に素敵で、気付いたら3回観に行ってた ここからは多分超絶長くなるけど以下につらつらと… 初日と2回目は前から二列目 左右どちらにも座ったのでどちらからのア

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