原子の相対質量は完全には質量数と一致しない【高校化学】
原子の質量を¹²Cの質量の1/12に対する比で表したモノを“相対質量”といいます。
相対質量は質量数に近い値ですがピッタリ質量数ではありません。
²³Naの相対質量は約22.990
¹²Cの相対質量はピッタリ12。これが基準だから。他の原子の相対質量がピッタリ質量数にならない理由は陽子と中性子の質量が異なることと質量欠損があることです。
(問)¹²C原子核1個の質量の1/12を1uとする。次のうち正しい等式はどれか
①陽子1個の質量=1u
②中性子1個の質量=1u
③12u=陽子6個の質量+中性子6個の質量
(答)正しい選択肢はない
陽子と中性子の質量は等しくありません。したがって¹²Cの質量の1/12は陽子の質量とも中性子の質量とも一致しません。
また、③が正しくない理由は質量欠損があるからです。粒子が結合したものの質量はバラバラの粒子の質量の和より小さくなります。それを質量欠損といいます。質量欠損があるため¹²Cの質量は陽子6個と中性子6個の質量の和よりわずかに小さいです。質量欠損について詳しくは高校物理の「原子」で学びます。
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