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【昭和歌謡名曲集15】永遠の嘘をついてくれ 吉田拓郎 中島みゆき

目の前で会えたら、きっと死んでしまう人が三人いる。吉田拓郎と中島みゆきと中森明菜である。
拓郎は中学から大好きで、昭和の曲は死ぬほど聞いた。絶版の「たくろうオンステージ第二集」も探し出して聞いた。
中島みゆきは女神であった。松山千春と結婚すればいいのに、と思っていたが、両人はそういう関係ではなかったらしい。
中森明菜はもう語ったので、ここでは言わない。
その拓郎とみゆきがたった一回一緒に歌った。拓郎の30年ぶりかのつま恋のコンサートでである。
その前、拓郎はスランプで、曲が作れなかった。で、みゆきに曲を依頼した。みゆきは拓郎節に寄せて、曲を提供した。
それが「永遠の嘘をついてくれ」である。
最初見て鳥肌がたった。みゆき姐さん、かっこいいです。良すぎます。
みゆき姐さんは甲斐バンドとも一回だけ一緒に歌っている。ギターを持って。それもいいのだが、「永遠のー」では、曲の途中で何も持たず登場し、拓郎と歌って、何も語らずステージを去る。
か、かっこよすぎるぜ、姐さん!
拓郎は完全に引き立て役であった。で、拓郎もそれを楽しんでいた。
奇跡のジョイント。心臓止まるかと思うた。
拓郎は、歌手から引退した。みゆきはコロナの後、歌っていない。
歌声を、長く聞かない。
そういう意味では明菜と同じである。
クリスマスイブに明菜は、歌声を聞かせてくれた。
拓郎は歌わないけどラジオで語ってくれるらしい。
みゆき姐さん。まさか、このままフェードアウトじゃ、ないでしょうね。

待ってます、姐さん!

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