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【シリーズ】Think clearlyの読書メモ Day. 7

「謙虚に生きよう」ってよく言われますよね。
自分の成功体験をひけらかさず驕らないべきだ、とかも言われます。

故事成語にも「驕れる人も久しからず、また春の夜の夢のごとし」
出てくるレベルで「謙虚さ」は重要視されています。

でも「なぜ謙虚さが必要なのか」という理由については私は明確に
文章にすることは難しいと感じていました。(単に語彙力の問題です)

今回はその「謙虚さの大切さ」に触れた内容でした。

初めて読む方にも軽く紹介します。
このマガジンは私が現在読んでいる著書「Think clearly」の
読書メモです。

思考した部分も「サクッと」読めるようにアウトプット
していく記事にしていきます。詳しくは下記を閲覧してみてください。

それでは思考スタートです。

① 10の要約

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著者のロルフ・ドベリはまず自分がどのくらい幸福な環境にいるのかを
説明する為に、
①投資家のウォーレン・バフェットの「卵巣の宝くじ」を使った思考実験
②それを踏まえたうえでの現代に生まれる確率

の2点を使っています。

・一卵性の双子が母親の胎内にいる(知力や生命力も同じ)
・妖精がやってきたとして、以下のことを言われる
・「どちらか1人はアメリカ、
  もう一方はバングラデシュで育つことになる」
・「バングラデシュで育つ方には税金は免除する」
・Q. アメリカで生まれた子の方が生まれた場所のおかげで獲得できる収入は将来的な収入のうち何パーセントか

私はこの質問に対して70%という回答を頭の中でイメージしました。
明確な答えはありませんが、ほとんどの人が80%前後を回答するそうです。

このことから分かるのは「先進国に生まれた方が経済的に優位をもたらすと思っている」ということです。

生まれた場所が収入の大きな要因になっている=生まれる時の運命で決まる
ということを説明しているんです。

もっと言い換えると、「私たちの価値観、見方、思想、行動は私たち自身が身に着けたものではない。」ということになります。

これに加えて、もう一つの数字を使って説明していました。
それが「今まで地球上に存在してきた全人類のなかで現代に生きている人間はたったの6%であるということ」です。

この2点を踏まえると、私たちは偶然の積み重ねで生まれてきたにすぎず、価値観なども生まれた環境によって決まったということになるんです。

② 悩んだ箇所「成功事例を偶然で片付けて良いのか」

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すべての出来事において私たちが得た成功体験は本当に偶然なのか?
とつい思ってしまいました。
これが驕りのスタートなのかもしれませんが、にわかに信じがたいです。

ただ、この疑問を持ち、読みなおし、この読書メモを書いているときには「謙虚でいるための思考法として捉えることが大事である」と自分で結論付けることができました。

実際に自分の実力で勝ち取ったと評価されることは間違いなく多いと思います。それでも「成功してよかった」「次もこうなれるよう頑張ろう」と思う為にこの「偶然」「機会に恵まれた」と思うことが謙虚といえます。

この使い方でいけば、ネガティブな謙虚さにもならないです。

このネガティブな謙虚がわたしたちの思考を邪魔しちゃいますよね...
「ストレスゼロの生き方」の著者Testosteroneのツイートにこんなものがあります。

ここと謙虚さのバランスって本当に大事ですね。
自信がない時はとにかく、ひたむきに取り組んで、やっと成果を出せたと感じるときにこの謙虚さを備えることが一番理想ですね。難しいですけど。

③. 納得した箇所

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TwitterやInstagramなどを閲覧していると、誰かの成功体験がプロフィールに表示されていています。ロルフ・ドベリの言葉を借りれば、
「自分の頑張りをひけらかす人が多い」です。

私はすでにそういった方たちは憧れてしまう傾向があります。
フォロワー多いなあ、素敵なところ行ってるなあ、ダンスかっこいい動画上げてるなあ、など他人と比較する機会が増えてしまいました。
そういった意味でも極力ストーリーなんかはミュートにする機会が多いです。

こういった傾向を持っている私がこの章読んで心に刺さりました。
とくにブログなんかはGoogle Analyticsと連携できないし、収益発生しないし、PVは100前後だし...「3日で30,000pv」とか「年収○○円」とかには憧れてしまいます。

その欲求はモチベーションにもなりますが、時にそのせいでやる気をそがれます。またこのマインドで仮に成功しても、私自身が驕っている状態になりそうです。成功してすらいないんですけどね。

なので本書にあるように「常に感謝していく」ことは本当に大切だと納得できました。このnoteも少しでも閲覧してくださっている方がいるので感謝しながら継続していきたいです。

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