私の英語のお勉強のこと 前編
英語の勉強って、実は我々日本人にはかなりハードルが高いもの。
そもそも、日本語と英語って、文法がめちゃくちゃ違う。
例えば。
⚫︎コーヒーが飲みたいです。
⚫︎I’d like to have some coffee.
この二つの文、どこも似てない。
まず、日本語ではいちいち“I”を使わない。
”some coffee ”の“some”って概念もない。
何より、言葉の並べ方の順番が逆。
そして、なんと言っても、字が違う。英語で長文なんて読めば、それはもう怒涛のアルファベット。目ん玉が滑るったらない。
私はオーストラリアの語学学校で勉強してたことがあったのだけど、“基本としてアジア語圏の人には英語は難しいみたい“、って、先生も把握していた。
特に日本人にはRとLの区別がネックなのよ、って。
(そうだよ!!どっちも「らりるれろ」にしたら同じじゃん!)
英語力のレベル分けについて
ところで、英語のレベルには下記の段階がある。
私の学校は、級にもよったものの、生徒はほぼラテンアメリカンだった。
語学学校は普通、上のCEFRのレベルごとにクラスが分かれてるのだけど、学校の先生曰く、アジア語圏の生徒は大概下の方のクラスから始めることが多くて、スペイン語圏の生徒は比較的高レベルから入るのが通例とのこと。
それもそのはず。なぜならスペイン語ってかなり英語に似てるから。
例えば。
My reflection→ Mi Reflejo
Distance→Distancia
Moment→Momento
(ほぼChristina Aguileraちゃん由来)
といった風に。ね。似てるでしょ…
(私は、コロンビアやそのあたり出身のクラスメートによく「こんなんズルじゃん!」って八つ当たりして、「俺のせいじゃねーし」なんて言われたものです テヘ
※もちろんイングリッシュとスパニッシュ、全てが全てこんなふうに似通っているわけではない。結局のところ、どこの国から来たとしても成果が出るか出ないかは本人の努力によるところが大きい。人に言いがかりつけてる場合じゃない)
だけど一方、アジア人は下からゆっくりコツコツ上昇していくのもまた常なんだとか。
スパニッシュの人たちが上の方で優雅にのんびりしてる間に、アジアンは地道に上がっていく、っていうのを、先生はよく見て来たそうな。
ていうことはつまり、そう。日本語話者の私たちは気を長く保つ必要がある。
すぐにごほうびはもらえないのです…
私ははっきり言って、意志が弱く、やる気も集中力もない。
ただ、高校生の頃に憧れた洋楽やハリウッド映画の世界に両手両足を突っ込んでみたかった、最初の動機はそれだけ。
そして、「ビザってなんですか?」って状態から、
ワーホリビザの存在を知り、
“治安が良くて日本から割と近い“という理由でオーストラリアに勉強しに行った、
という感じ。
以下に私の恥を晒しておきます。
私のお勉強遍歴
①高校まで:
英検三級止まり、
テストは毎回50点ぐらい、
文法全く理解できず
そもそも授業を聞いていない
アメリカの古い映画や音楽に夢中になる
しかし、好きなのにわからないもどかしさと
憤りからなかなかちゃんと勉強せず
②ある時、中尊寺ゆつこさんの漫画(本?)
“やっぱり英語をしゃべりたい!“を読む
③上記の本の作中で紹介されていた
“必ずものになる話すための英文法(市橋敬三)“
を買って勉強するも、実感わかず
④上と並行して、単語の本
“キクタン4000“と“6000“を闇雲にしばきまくる。
先が見えず、業を煮やす
後編へ続く。
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