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ベビーベビーステップ#80
今日はピカピカに天気がいい朝だったのに、まったく出歩く気になれませんでした。
なんだろうこの無気力感。
そんな時は仕方がない、本を読むのじゃ。
そちょっとでも日光を浴びるため居間の窓辺に椅子を置き、十二国記を読んでいました。
とても面白いと思いながら読んでいましたが、今日はチラチラと仕事のことを考えたり、猫ちゃんの体調を心配したり。
そのうち、なにを考えていたのか覚えていないんだけど、本を読みながら泣いていました。
すぐ治まるかな、我慢しようかな、と思ったのですが、我慢している方がもっといろいろぐるぐる考えて悪くなりそうだったので、先日渡された抗不安薬を飲んでみました。
どんなふうに効くのか?効いたらわかるのか?
不思議でしたが、効いてきたのがすぐにわかった。
ざわざわしていた感情がスーッとないでいくのを感じました。
涙も止まった。
でもこれは、体に結構影響しますね。
気分が安定するものの、しばらくしたら夢を見ているような気にもなってきて、椅子から立ち上がるのもふらつく始末。
筋弛緩作用があるので、初めて飲む時は絶対運転はしないようにと言われました。
わかる。こりゃ無理ですよ。
しかも、その後3時間ほどしたらまた悲しいのが戻ってきて、そのくせだるくて眠い。
ちょうど本も読み終わったので、そのまましばらく寝ることにしました。
久しぶりに、悪夢を見た。
内容は覚えていませんが、悪夢だったと覚えてる。薬のせいか、私の精神状態のせいかはわかりません。
今日もやろうと思っていたことができず、夜になってしょぼしょぼしています。
小説のね、書いたところをサイトにアップしたかったんです。
でもその前に推敲をしたくて、そのためにはパソコン作業が必要になります。
どうしても電源をつける元気が、まずない。
それでも、猫ちゃんがご飯を要求してきた上にきちんと薬も飲んでくれたことに勇気づけられ
(すごいよ。こんな年寄りできっと体もしんどいだろうに、ちゃんと腹が減ったのでメシをよこせと訴えてくるんだから。生きる力の強さをめっちゃ尊敬してます)
まずパソコンの電源を入れました。
小説のファイルを開いて。
推敲用のフォーマットに流し込んで。
印刷した!
これで、明日も元気がなくても、本を読む合間に推敲はできます。
紙はいい。読もうと思ったら1秒で対応できるから。
多分推敲できたら、気持ちが上がって次の作業をしたくなるでしょう。
他にもやりたいことがあったけど、今は一個ずつベビーステップで。
今日は印刷した原稿を枕元に置いて寝ようと思います。