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最近の実験
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書道や絵を描く人が多くなりました。
掛け軸などに表装すればいいのですが、もうちょっと簡単に飾れる方法がないかなぁとkurogane 額縁の吉田さんとお話ししてて、思いついた実験に挑戦🧫
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まず、アクリル板にこんにゃく糊で土台になる染めた和紙を貼り付けます。
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次にアクリルシート(薄め)を使って本紙に裏から正麩糊を塗ります。
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アクリルシートは透明なので、染め和紙のどこの位置に本紙を置くか位置決めするのに便利。
アクリルシートの上から柔らかいなで刷毛で撫でる。
貼り合わせたら、アクリルシートを外す。
アクリルシートは柔軟性があるので簡単に剥がれます。
塩ビシートでもオッケー👌
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このまま(アクリル板に貼り付けたまま)乾かす。
こんにゃく糊で貼り付けているので、乾いたら簡単に剥がれます。
染め和紙やタペストリーの紙もこの方法で仕上げてます。
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比較的簡単にできます。
本紙が剥がれるのが心配で、正麩糊が少し濃いめにしたので、今回の出来はちょっと不満。
糊が濃いので波打ってきました。
糊加減をできる限り薄くするのは掛け軸を作る上での基本。
糊の濃度を薄くして再度挑戦してみます。
本紙もこんにゃく糊で貼り付けるという方法も試してみるのも一案かと。
漉き合わせ紙という和紙の製法があるので、それを参考に試してみました。
色の違う二枚の紙を貼り合わせたり、二枚の和紙の間に何か挟んでみたり、いろいろ応用が効くかなぁと考えております。
とりあえずの課題は糊加減。
今回は実験レポートでした。
和紙を使った手仕事の良さを伝えていきたい。
アトリエ わがみやうめだ はオトナの隠れ家兼遊び場。
これからもユニークな人たちといろいろ実験して、失敗して、何か新しい和紙の使い方や魅力を発信していきます。
〒700-0822 岡山市北区 表町1-2-36 わがみやうめだ
梅田剛嗣 電話 086ー231ー3371