今朝のお仕事
折敷を作りました。タイトル画像の柿渋染めの和紙を使って仕上げています。染めたばかりのものと 乾いて落ち着いたものは少しイメージ違いますね。
裏は赤弁柄の和紙を貼りました。リバーシブルで 水洗いできるように 合成漆(水性ウレタン樹脂)を塗って仕上げます。
最近は このような揉み紙模様に挑戦しています。
今回の外出規制で時間ができて ちょっと立ち止まっていろいろ考えたり 新しいことに挑戦したりする気持ちになれたのは 思わぬいい意味での副産物。
作品を制作するとき、どうしても今まで通りの習慣(成功体験)で 作ってしまうことが多く、同じようなものしかできなくて、作るほうもお客様側も飽きちゃう。 時間にまた、注文に追われたりすると新しいことに挑戦する元気、勇気 なかなか 出てこないんですよね。
折敷なので お茶碗、お料理を乗せたお皿の ランチョンマットとして使ったり 和紙で作っているので軽いので 壁掛けにしたり アクセサリーを乗せるディスプレイトレイとしても 重宝しますよ。いろんな人に使ってもらったらうれしいな。
大きさは 30㎝ X 40cm 厚み約5mm
和紙の柿渋染めって いろいろ奥が深いので 面白いですよ。
梅田剛嗣