友だち つながり 絆
最近読んだ本の中から・・・
まず 藤原新也さんの 「日々の一滴」。エッセイです。
藤原さんは写真家なので写真が素晴らしいのは言うまでもなく エッセイに書かれている文章の切れ 視点 幅広くカバーしているのに 深い洞察・・・いいです。
今回、まえがきにかえて(p2~6)を 読んだだけで ガツンと心に響きました。 是非読んでいただきたい一冊です。
ちょっとまえ 月と金星がランデブー。きれいでしたよ。
それから最近 はまっているのが 佐渡島庸平さん。
幼少期をアフリカで過ごした経験から 独自の視点で日本の今の現状を見てらっしゃいます。1979年生まれ 東大を出て講談社に入社後10年後独立して株式会社コルクを設立。出版業界という厳しい業界でコミュニティに可能性を感じ従来のビジネスモデルからの脱却を実践していらっしゃる人です。
コミュニティ つながりですね。ネット社会の出現で 激変している今 渦中にいる自分たちはその激変のことは 感じながらも気づきにくい・・・
従来の日本でいえば 村社会 お隣さんとか 町内会とか そういうつながりが崩壊しつつあり でもやっぱり なんだかつながってないと安心できないという当たり前のこと に ちょっとづつ気づき始めている って言うのが現状じゃないかな。
お庭から見上げた月と金星。
インターネットで簡単に 人と会話できつながる昨今。
で、ホントにつながってるの? 安心できてるのかなぁ・・・
いいときだけ 楽しいことだけで会話したり、つながったりしてるのは
「友達じゃないよね」と ボクは思います。
相手の嫌なところも 相手が例えば不調だ病気だと困っているときでも そういうこと全部引き受けてこそ 友達というつながりになる。
普段から いろいろとコミュニケーションして 相手の好みとか お互いの付き合いの距離感(気持ち・心の距離感)とか 何をしているのか など 友達になるにはそれなりの時間と努力 あとしっかりした自分の価値観を持っていることなどが 大切かなと思います。共感力もね。
マジックアワーの月と金星。
タイトル画像の佐渡島さんの本の中に
「何を手に入れているか」よりも「何をやっている人か」「なぜやっているか」という理由のほうが重要になってきたのだ。P33 本文より
という 友達を選ぶ基準が変わってきたことを示すわかりやすい部分がありました。「何を手に入れているか」って言うのをもう少し具体的に言うと 車を持っているとか ブランド物を身に着けているとか・・・。
月のアップ。この日は地球照が 写りました。
そういう意味で ボクは今 友達とか つながりとか コミュニティとか 大切にして 少しずつ 育てていこうと努力してます。
幸い 何かしらそういう気持ちでいると そのヒントになる人たちが集まってきたり 出会いがあったり・・・
アンテナ 立てておくのは必要ですね。
今日は 読んだ本の感想でした。
ハッピーラッキーな 新しい一週間を~
チャオ(^^♪
梅田剛嗣