和紙の墨染め
今日は 色の墨を使った染め和紙を作りました。
使った紙は富山の八尾和紙。
型染めにするのに特化した和紙で、もともとの紙にある程度「サイズ」が効いているんだと思います。つまり、滲みにくい。
そのまま染めたら、色の墨が入りにくく、どうしたらいいかなといろいろ工夫の末、今現在は次の方法で染めてます。
まず、生地の和紙に ちょっと濃いめのこんにゃく糊(300ccに2g)を塗布します。
こんにゃく糊を塗るときはわざと、ムラになるように、カスレとかが出ればあえてカスレを出すように。
ただ、あまりに作為的になると面白くないので、あくまでも自然体で、力を抜いて、自分の意識を殺して。
梅雨明けの空がきれいでした。
和紙も和紙を染めるという作業も 水 のちからを 借りて行う作業。
自然の水の作用を最大限利用して にじみ カスレ ぼかし・・・
刻々と変わっていく夕日を見つめる
自然の空 雲 も 水の作用で美しい模様を見せてくれます。
ヒントになることも多く、あの雲を再現したい・・・という欲求も生まれます。
WB白熱球で撮った同じ日の空
写真一枚目は 青墨 紫墨 の染め。
二枚目は 色墨の 赤 と 緑を使ったもの。
染めの景色も、空の景色も 一期一会。
今日染めた和紙は 文庫箱に貼って仕上げる予定です。
夕日の写真を撮るのに一生懸命になってたら
帰宅が遅くなってしまった(笑)
川沿いの草に 夕日で羽根がやんわり輝くトンボ(勝ち虫)に出会いました。
ハッピー ラッキー☆彡
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梅田剛嗣