3度目の転職 内定から入社まで その3
e国へ再入国
10月23日に残務と引継ぎのためe国に再入国。再入国にあたっては、まず、10月20日に東京でPCR検査受けて、英語の陰性証明書を取得した。これがなければ、飛行機に乗ることが出来ないし、当然入国も出来ない。
PCR検査は極めて簡単で、病院の窓口で受付を済ませたあと、誰もいない個室に通され、唾液をメスシリンダーのような容器に入れるだけで、ものの2分で終わった。
成田空港は閑散としていた。それもそのはずで、その日のターミナル2発の国際便は20便弱で、掲示板には欠航の赤文字が並んでいた。
e国への直行便は元々なく、今回はクアラルンプール経由便を使ったが、成田からクアラルンプールの便は約1割ぐらいの入り、クアラルンプールからe国の便は約3割ぐらいの入りだった。キャビンアテンダントがフェイスガードしていたこと以外は、コロナ前とさほど変わった事はなかった。そうそう、シートポケットの中は、安全ガイド以外は何も入っていなかった。
e国への入国も、PCR検査の陰性証明書を提示する以外は以前と変わらず、すんなり入国することが出来た。
退職交渉の進捗
さて、退職交渉の方はというと、出国前に会社と交渉して、来年2月末退職で話を進めている。会社からは人参をぶら下げられて、未だに慰留されているが、着々と進めていくのみである。
B社とはこまめに連絡を入れるようにしているが、3月頭入社でほぼ決まった。こちらは慎重に、慎重に。
e国はコロナ感染者数、死者数とも横ばいで、全く改善されていないと言っていいが、政府の経済優先政策で、ほぼコロナ前と変わらない生活に戻っている。
コロナ前と変わった点といえば、渋滞が多少緩和された事と、青空を見れるようになった事か。スモッグの影響なのか、以前はいつもどんよりとしていてた。コロナの影響で大気汚染が減少している事は間違いないと思う。
あと3ヶ月限定であるが、退職交渉を進めつつ、現在の会社の仕事をしっかりこなし、e国での生活を楽しみたい。
つづく