Appleの新CMに、「クリエイティブ」の眩い可能性を感じた
Appleの新CM「Macの向こうから - まだこの世界にない物語を」が凄い。
数々のアニメ作品における「Mac(もしくは、Macを模したPC)を使用するシーン」を、中村佳穂の楽曲“アイアム主人公”に合わせてリズミカルに編集した30秒間の作品だ。Appleと各作品のクリエイターたちが、互いへのリスペクトのもと、許容し許容され合うことで実現した、極めて痛快な企画だと思う。
『君の名は。』『天気の子』『未来のミライ』のシーンは、普段アニメを観ない人でも馴染みがあるのではないだろうか。
ちなみに、サムネイルとして使用されているのは、湯浅政明監督の『バースデー・ワンダーランド』(2019)のワンシーン。同じく、湯浅監督の『夜明け告げるルーのうた』(2017)からも、主人公・カイがライブで演奏するシーンが使用されている。
昨日に公開されてから何度もリピートしているけれど、そのたびに新しい感動が込み上げてくる。大げさな言い方かもしれないけれど、僕は、この30秒間に「クリエイティブ」の無限の可能性を感じる。
このCMが未来のクリエイターに届くことで、いつか、それをきっかけとして「まだこの世界にない物語」が生まれることを想像するとワクワクする。
何度でも観返していきたい。
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