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ブルーボトルコーヒー京都カフェ【The Lounge体験記】

ブルーボトルコーヒー京都カフェの「The Lounge」というコーヒーのコースメニューを体験してきました。
完全予約制で、専用のラウンジにてバリスタの方がマンツーマンでサービスしてくれます。
こんなコーヒーの世界があるなんて。
今回はコースメニューの楽しさをかいつまんで記述しようと思います。

こんにちは!多拠点コ・シェアリングサービスADDressを利用して旅をしているつよぽんです。
コーヒー沼にハマり、旅先にハンドドリップコーヒー器具とコーヒー豆を持参して毎日ハンドドリップに励んでいます。
ADDress珈琲部の部活動として、スペシャルティコーヒー専門店の紹介をしています。

The Lounge(完全予約制)

※予約サイトについてはこのブログの最後に掲載していますので、そちらをご参照ください。

ブルーボトルコーヒー京都カフェには初めて来たというのに、いきなり予約者しか入れないエリアへ通される。
予約制ラウンジからの眺めはこんな感じ。
奥の建屋が一般客のためのカフェ。
そちらからの外の眺めもとても明るくて良さそうなんですが、今回は時間切れで行けませんでした。

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さて、今回のコーヒーコースのメニューは以下のようになっています。
5品が3回に分けて出てくるようですね。

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FIZZ(フィズ)

最初はフィズです。
シーズナルカスカラフィズをセレクトしました。
カスカラとは、元々果実であるコーヒーチェリーのうち、コーヒー豆以外の果肉部分のことを言います。
通常、コーヒー精製工程においてカスカラは廃棄される部分であり、産業廃棄物の扱いでしたが、最近はこのカスカラにも注目が集まっています。

以前、珈琲焙煎所「旅の音」(タビノネ)を訪問した時に、カスカラの存在を初めて知るに至りました。

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少し暑い日だったので、冷たいフィズが気持ち良い喉越しでした。
香りが甘酸っぱくて、ほのかな甘み、スパークリングでスッキリな印象。
ただし、やはりカスカラの甘酸っぱさは控えめです。
ここで嗅覚や味覚を研ぎ澄ませて次に臨むにはちょうどいい「前菜」です。

NEL + SEASONAL DESSERT

次はネルドリップのコーヒーと、季節のデザートです。
ネルドリップコーヒーって、実は初めて。
ハリオのネルドリップ器具のようですね。

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豆は25g。水は140gしか入れないので、普通の感覚で言うとすごい濃いコーヒーになるように思われました(実際には全然違う)。

ネルとペーパーの違いは、舌触り=質感です。
ペーパーの方が油分をしっかり吸収してくれるので、クリアでスッキリした食感に。
ネルはペーパーに比べて油分を適度に残してくれるので、少しとろっとした質感になるそうです。
因みに、ステンレスフィルターの場合は、油分をそのまま落としていくので、アロマを感じやすくなるとのこと。
ただし、豆が古いとエグ味が出やすいので注意が必要だそうです。
すげ〜勉強になります。

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挽き目はこんな感じ。中細挽きくらい?
ドリップは点滴ドリップという感じでした。
ネルだとゆっくりコーヒーを仕上げていく入れ方になるんですね。
「お湯を注ぐというより、乗せていくイメージで」だそうです。
バスケで言うと、レイアップシュートの「置いてくる!」って感じでしょうか(詳細は漫画スラムダンクを見てください 笑)。

しかし、修業を積んで技術を日々研鑽しているバリスタが目の前でコーヒーをハンドドリップで入れてくれる。
そしてそれを色々質問しながら見れる。
コーヒー好きにはたまりませんね(笑)

季節のデザートは、「抹茶寒天クリームぜんざい」です。

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コーヒーが入っている容器は、スズ(錫)でできた容器で、これもネルと同じ効果(油分を少し除去してくれる)があるそうです。
コーヒーって抽出方法や容器で随分味わいが変わるので、どんな味わい方をして欲しいかで絞り込んでいく必要があるのですね。
奥が深すぎる・・・。
手前のお猪口でコーヒーを飲みます。これもスズのお猪口。

デザートは美瑛牛乳を使ったアイスに、抹茶の寒天。
牛乳はブルーボトルコーヒーの創業者が日本中の牛乳をテイスティングして、デザートに合うものを決定したのだとか。
こだわりが半端ない。。

やっぱりそのままだと濃いのですが、フレーバーと甘みがいいバランスで、ぜんざいと良く合うなぁという感じでした。
肝心の食感の方はまだ経験が浅いせいか、ペーパーとの違いがあまり分からなかったかも。
ただ、まろやか〜な味わい(←語彙力)でした。

OJI + SEASONAL PASTORY

まだコースは続きます。
今度は、水出しコーヒーですね。
2種類のコーヒーの名前、メモするのを失念してしまいました(汗)
お菓子の方は、オレンジピューレだったかな?
コーヒーのパンチ力に負けないようにバランスを取る意味でセレクトしたらベストマッチだったのがこのお菓子のオレンジだそうです。
このお盆の中身は、この2品で完成しているとのこと!
こだわりが半端ない・・・(二度目)

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水出しコーヒーは濃い目で抽出されてくるらしく、丸氷で水分が溶け出すことで味わいが調整されます。
ですのでゆっくりと味わいながら飲むと、段々と味わいが優しい感じになるのを体験できるのです。

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OJIというのは、下の水出しコーヒー器具のことですね。
大きな水出しコーヒー器具で、12時間とか時間をかけてゆっくり抽出されるそうです。

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品質管理

コーヒーの屈折率を見る測定器というのを見せていただきました。
その日の朝にこれでコーヒーの一滴をここに投じて、その日のコーヒーの出来栄えを計測しているのだそうです。
コーヒーの科学の中でもこれはかなり高度な話ですね・・・
ちょっと理解は追いついていませんが、ブルーボトルコーヒーでは毎朝コーヒーの出来栄えをチェックし、厳密に管理しているということです。
沢山お店ができて、焙煎士やバリスタも複数いる。
厳密に品質を管理することで属人的な味の違いの振れ幅を最小限にする取り組みということですね。
こだわりが凄すぎます。

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古民家カフェ

コーヒーのコースの内容が凄すぎて忘れかけていましたが、古民家のリノベーションカフェでもあるんですよね。
方向性は京都六角カフェとはまた違った感じですね。

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The Lounge体験記まとめ

お値段は3,850円ですが、お値段以上の価値はあると思います。
カスカラのフィズに始まり、ネルドリップによるコーヒーと抹茶寒天のぜんざいの組み合わせをゆっくり味わい、水出しコーヒーとお菓子の完成されたセットを氷の溶けるスピードに合わせて味わっていく。
コーヒー好きにとって、最高レベルの贅沢ではないでしょうか。
興味のある方は、下記予約サイトから予約をして訪れてみてください。

The Lounge(予約サイト)

ブルーボトルコーヒー京都カフェ



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