Glitch Coffee@9h Nagoya【名駅のオシャレなカフェ】
前からずっとInstagramや、色々なお店のバリスタ達から聞かされて気になっていた、名駅(メイエキ)のオシャレなカフェに行ってきました。
こんにちは!多拠点コ・シェアリングサービスADDressを利用して多拠点生活をしているつよぽんです。
コーヒー沼にハマり、滞在先にハンドドリップコーヒー器具とコーヒー豆を持参して毎日ハンドドリップに励んでいます。
ADDress珈琲部の部活動として、スペシャルティコーヒー専門店の紹介をしています。
カプセルホテル「9h(ナインアワーズ)」の一階
場所は名古屋市中村区名駅二丁目。
この辺り、20年前に元いた会社の前の事務所があった場所なので、ちょっと懐かしい感じです。
ただし、さすがに20年も経過すると周りの建物はかなり変わっています。
名古屋駅周辺の地名を「名駅」と言い、謎の地名となっています。
普通、地名から駅名をつけると思うのですが、駅から地名をつけたような名前ですよね(笑)
この謎について詳しい方がいらっしゃったらぜひコメント欄で教えてください。
ファサードはこんな感じ。
ナインアワーズのオーナーがコーヒーが大好きなんだそうです。
カプセルホテル自体がおしゃれな感じで、さらにGlitch Coffeeが同居していい雰囲気を醸し出しているみたいです。
屋外でもチルしている人々がいました。
まず、カウンターには見た事がないコーヒー器具が並んでいます。
これ「GINA」(ジーナ)と言うコーヒー器具だそうです。
ドリッパー形状のすぼまった部分にバルブが付いていて、コーヒーの落ちる速度を調整できるようになっています。
これにより、フレンチプレスのような浸漬法の抽出が可能になり、更に紙フィルターによりコーヒーオイルを吸い取ってスッキリとしたコーヒーに仕上がるのだそうです。
フレンチプレスは、通常ステンレスフィルターを使うので油分を除去することができません。
コーヒーの抽出法にご興味のある方は、過去の私の記事を読んでください。
目の前でドリップしていただきました。
ありがとうございます。
バリスタの方がとても親切で、丁寧に色々とご説明くださいました。
とても勉強になり楽しい時間を過ごすことができました。
本日のスペシャルティ・コーヒー
この日飲んだコーヒーはこれです。
レモングラス、マンダリン・オレンジのフレーバーと言うことなのですが、そもそも、どちらも食べた事がありません。
ジンジャーエールは飲んだことあるけど。
ダブル・アナエロビック(嫌気性発酵)と言う発酵プロセスを経た豆ですね。
これ最近良く目にするワードです。
これは1,000円でした。
なかなか良いお値段ですが、私はこの店で飲むコーヒーはお値段以上の価値があると感じました。
こんな風に、ゆっくり味わえるようにポット付きで出していただきました。
一口飲んで「優しい味…」と思いました。
こう言う優しい感じがめちゃくちゃ好みです。
喉越し付近で酸味がフワーっと広がります。
甘〜い味わいでした。
柑橘系の甘酸っぱい味なのですが、ガッツリとレモン味と言うことではなく、酸味はほんのり、甘みがたっぷりと言う印象です。
ボディ(コーヒー感)はかなり薄めの感じです。
温度帯が下がってくると、柑橘系の甘酸っぱい味が良くわかるようになります。
もちろん、断続的に珈琲を飲んでいるので、舌にこの旨味が浸透してきてより甘酸っぱさを感じるようになるのかもしれないです。
紙フィルターによる抽出なので、スッキリと仕上がっています。
豆も買ってみることに
せっかくなので、豆も買ってみることにしました。
バリスタさんのお話を聞いて色々と迷いましたが、今回飲んだコーヒーの豆にすることにしました。
自分のハンドドリップ技術でどこまでこの味に迫ることができるか興味が湧いたためです。
豆はこんなボトルに入れて販売されています。
なかなかおしゃれなボトルです。
再利用もできそうですし。
しかもですね・・・
なんと、グラインドのサンプルもつけてくれたんです。
これはめちゃくちゃ嬉しい。
何が嬉しいかっていうと、グラインドサイズ(豆の挽目の度合い)は、コーヒーミルごとに異なります。
よって、お店のグラインドサイズの目盛りを知っても意味がありません。
(お店のミルを私は持っていないから)
グラインドサイズは、ハンドドリップ時のコーヒー成分の抽出にとても影響があります。
細かく挽けば、成分は出やすくなりますが、出したくない成分まで出てくることがあります。
粗く挽けば、成分が出にくくなり、コーヒー自体が薄くなったりします。
適切なグラインドサイズは豆によっても異なるし、焙煎度や抽出方法によっても異なります。
なので、お店のグラインドサイズをこのように粉のサンプルで比較することができるため、自宅でハンドドリップする人にとってはめちゃくちゃ重要な情報なんですよね。
その上、レシピまで手書きで書いてくださるとは・・・
いやぁもう、これこそがこのお店のホスピタリティの高さを象徴しています。
お豆のお値段もなかなかではあるのですが、こうしたフォローにこそお値段以上の価値があると思った次第です。
自宅で、多拠点生活先で、ハンドドリップする楽しみがまた一つ増えました。
さらにさらに
そして、さらになんと。
Cold Brew(水出しコーヒー)の試飲カップまで出していただきました!
ええええ〜。
嬉しい誤算です。
ケニアの浅煎りの豆です。
水出しコーヒー自体をあまり飲んだことがなかったのですが、スッキリしてて美味しいですね。
ただ、もう少し量がないと味がわからなかったかもしれません。
それくらいボディが薄くて、スッキリとした印象でした。
ありがとうございます!
Glitch Coffee @9h Nagoya
最後にバリスタの方から
「名古屋一、熱いカフェを目指して頑張っています」
という言葉を聞いて、めちゃくちゃ応援する気持ちが湧きました。
名古屋のスペシャルティ・コーヒーがこのお店を軸に広がって行くかもしれませんね。