blend京都【町家改装のおしゃれなコーヒースタンド】
Clamp Coffee Sarasaのバリスタの方に教えてもらった、スペシャルティ・コーヒー専門店を訪問してきました。
こんにちは!多拠点コ・シェアリングサービスADDressを利用して旅をしているつよぽんです。
コーヒー沼にハマり、旅先にハンドドリップコーヒー器具とコーヒー豆を持参して毎日ハンドドリップに励んでいます。
ADDress珈琲部の部活動として、スペシャルティコーヒー専門店の紹介をしています。
町家を改装したコーヒースタンド
京都御所から南へ1ブロック歩くとこのお店は見えてきます。
外観は一見すると「京都の町屋」であり、コーヒー屋さんなのか?という疑問さえわきます。
Google Mapを片手に歩かなければたぶん見つけられないかも。
そうそう。
この家の家紋なのでしょうか。
店主にちゃんと聞いておけばよかった。
ブレンド京都さんのロゴマークにもなっています。
Webサイトを訪問すると、この家紋みたいなロゴマークがゆっくり回っています。
家紋なのか?その2。
コーヒー器具に魅了されている人間にしかわからない置物ですが(笑)
サボテンをこれで栽培。
なかなか面白いですね。
私も使わなくなったケトルなど、こういう再利用を真似してみたい。
店内の様子。
黒を基調にしたテーブルです。
このショーケースも黒。
壁以外は黒です。
Glitch Coffee & Roastersの流れを汲むお店
このお店はグリッチコーヒーの元スタッフの方が、ご自身の祖父母の家を引き継いで始めたお店なのだそうです。
ですので、豆の仕入れルートはグリッチコーヒーとシェアしており、お菓子は大阪のYARD Coffee & Craft Chocolate とコラボして制作されているそうです。
YARDさんも、元グリッチコーヒーのスタッフの方が店長をされています。
これはもう、残すは東京のグリッチコーヒー&ロースターズを訪問しなければなりませんね。
このグリッチコーヒー&ロースターズのWebサイトを見て改めて。
ここにも「家紋」のようなマーク。
そこかしこにグリッチコーヒーのテイストが散りばめられているお店です。
トリコレートという抽出器具
友人と訪問したのですが、私は暑かったこともありアイスを注文しました。
友人はホットを注文。
そのホットについて、こんな器具で淹れていただきました。
「トリコレート」というそうです。
ここではこの器具販売の正規代理店をやられているそうです。
特徴としては、
・誰が淹れても安定して美味しいコーヒーを淹れられる。
・少ない豆でも豆の美味しさを引き出せる。
透過式の器具になるそうです。
浸漬式と透過式のいいとこ取りをしたような、そんな感じの器具でしょうか。
手軽に美味しいコーヒーを淹れられる器具はいいですよね。
水出しコーヒー(もちろんスペシャルティ)
水出しコーヒーとは、8時間から12時間ほど、ゆっくりと抽出したコーヒーのことです。
これがスペシャルティ・コーヒーだと、本当に美味しいんですよね。
氷が溶け出す前と溶け出した後で味わいが変わるのを楽しむこともできます。
今回は、ブラジル産とケニア産のブレンドです。
レモングラス。
私が以前 Glitch Coffee Nagoya@9hで豆を購入したとき、その豆もレモングラスのような風味と記載がありました。
舌の奥で、その豆の酸味と似たような味がします。
そしてほのかな渋み。
美味しいですね。
そうそう。
このとき「レモングラス」についてどう説明するか、の話になりました。
私、周りの人にはフルーティですっきりとした酸味に釣られて「レモンみたいな味」と説明していたかもしれません(汗)
レモングラスはレモンとはなんの関係もありません。
「イネ科の多年草」です。
香り付けによく使われるそうです。
タイ料理のグリーンカレーに良く入っているとか。
ちなみに。
コーヒーにレモングラスが入っている訳ではありません。
コーヒー豆が本来持っている風味が、スペシャルティ・コーヒー協会が定義した「フレーバーホイール」でレモングラスのような風味であると認められたということですね。
この最中。
中の生チョコレートは、大阪・YARD Coffee & Craft Chocolate のBean to barチョコレートです。
甘さと渋さの高バランス。
それでいて、優しい感じの味。
生チョコなので食感もいい。美味しいです。
最中の外側の部分は、米の成分がコーヒーに対してやや勝ちすぎるキライがあったため、少し湿らせて味の調整をしているのだそうです。
拘りがすごすぎる。
スペシャルティコーヒー飲み比べ
なななんと。
飲み比べてみてくださいと別のコーヒーを差し出されました。
えー嬉しすぎる。
ありがとうございます。
やっぱりグリッチコーヒーの人たち、ホスピタリティが高すぎる。
甘みある味わいで、確かになんとなくワイン飲んでるみたいな、そんな風味もします。
いやー美味しい。
飲み終わったら、こんな文字が出てきました。
京都なんで、「ほな!」ということらしいです(笑)
「1ポンドのステーキハンバーグ タケル」で、ライスプレートを食べ切ると出てくるアレと同じですね。
これです。
こういう演出はとても好きです。
豆も買いました
やっぱりホスピタリティの高いお店に来てしまうと、豆を買いたくなるのが人情というものです(笑)
これは自宅の写真になっていますが、blend 京都さんではコーヒー豆をこのような容器に入れてくださいます。
容器も一つ一つ手作業で色塗りを行い、お店の雰囲気と合う色を調合しているのだとか。
面白いですね。
blend京都
写真を撮っていたらこんなお茶目なポーズをしてくださいました。
店内はこんな感じでとても居心地の良い空間ですので、ぜひ一度足を運んでみてください。