「もう あかん…無理や…」死にそうな声でかかってきた電話とその顛末
もうね、ほんと死にそうな声、
息も絶え絶えの声で電話がかかってきたんです。
「もう あかん…
もう、無理や…」って。
きいてるだけで、こちらまでゾッとする感じ。
電話をかけてきたのは、大学院二年生の息子。
大学の卒業論文に相当する修士論文の締め切りが迫っていて、
でも、できてなくて……
丸2日徹夜して
心身ともに死にそうな感じのときにかけた電話だったそうです。
[これで大丈夫だ!]
と、思って進めていた論文が、
うまくいかなくなって途中でテーマを変えることになって、
かなり難航している
と言うのは聞いていたんです。
私自身大学の卒業論文で、締め切りまぎわに悪戦苦闘してて、担当の教授や助手さん友達みんなに思いきり心配をかけた挙句
提出期限が16時半だったのに、
なんとか16時26分に提出した🤣と言うこともあり、
息子のことも心配で心配で……。
遠く離れた自宅から、
ハラハラドキドキやきもきしながら
ただただ祈ることしかできなくて、
ちょうど神社で祈り終わったところでかかってきたのでした。
もしもあなたがこんな電話がかかってきたら、
どのように応対されますか?
私はこんなふうにいいました。
「お母さんも、ギリギリまで、出されへんかったから、
すごくよくわかる。
『もう間に合えへんかも』って、○○ちゃん(わたしの姉の愛称)にも、すごい心配かけて、最後に参考文献の著者名をアルファベット順にするのを手伝ってもらったわ。
☆☆(息子の名前)も、今ほんまに大変やと思う…
でもな、あきらめたらそこで終わるで。
提出しなかったら、どれだけ良い論文を書いてても、アウトやから。
とにかくな、
不完全でも不十分でもなんでもいいから、
とにかく出しなさい。
とにかく出して、後から先生のところに
『すみません、これ抜けてました』って、抜けてたとこ持っていってもいいから(って無責任なことをとっさに口走りましたが、そんな対応が通用するかは定かではありません😆が)、とにかく出しなさい。
出さなかったら絶対に卒業できないから。
お母さん、今どこにいてると思う?
千姫天満宮の階段下りたとこやで。
『修論無事に出せますように……』ってずっとお祈りしてたんやで。
千姫天満宮だけじゃなくて、こないだは護国神社も行ってきたし、今日も高田神社と男山の厄神さんも行ってきたんやで。
大丈夫やからな……
とにかく最後まであきらめんと、とにかく不十分でもいいから。
とにかく出しなさい。お母さんずっとお祈りしてるから……」
特になんの返事もかえってきませんでした。
でも、これも後から聞いた話なんですが、本人いわく、そこから祈りのパワーが届いて、10時間ぐらいぶっ通しでがんばって、持てる力全てを振り絞ってただひたすら書いたとのこと。
最後は、睡眠不足と疲労で耳も聞こえなくなったそうですが、本文150ページ、資料120ページの修士論文がなんとか無事に仕上がり、無事に卒業できたと報告がありました。
🔹🔹🔹🔹🔹
こんなことをいうと娘から、
「お母さん怪しい、変な人に思われるから、そんなこと言わない方がいいよ」と怒られるのですが、
率直な私の感想をいうと
「神社の神さまってすごいな」と思いました。
私は気が小さくて、心配性で、取り越し苦労タイプ。
決して沈着冷静に対応できるタイプではありません。
いつもなにかあると、すぐにオタオタしてしまいます。
普段の私でしたら、
そんな、
「もうあかんわ……もう無理……絶対無理や」
なんていう電話がかかってきたら、不安と心配から感情的になってしまい、
「なんでできないの?」
とか、いっても仕方のないことを言ったり
「どうして、もっと早くから一生懸命やっとかなかったの?」
「卒業できなかったら、せっかく決まった就職もパーやで!」
とか、
もう死にそうに絶望的で
心身ともにいっぱいいっぱいになっていた息子を追い詰めるようなことを
いってしまってたかもしれません。
でも、その電話がかかってきたタイミングが絶妙だったんです。
三つの神社に行き、祈り終えて、神社の前の階段を降りた所でかかってきたのでした。
いつもだったら、すぐにイライラクヨクヨ狼狽してしまう私ですが、神社参拝のあとは瞑想・マインドフルネス効果があるのか、妙に落ち着きはらい冷静な言動ができたのでした。
🔹🔹🔹🔹🔹
そもそも、その神社のこと、息子はかなりリスペクトしてたんです。
というのも、私は息子の大学受験の前にもその神社に数ヶ月間毎日お参りに行ってたのですが、
当時の実力では絶対に無理と周囲からも思われて自分でも思ってた大学に奇跡的に合格できたので、自分と、そのとき、同時に奇跡的に合格できた妹が、合格できたのはその神社のおかげと思っていたのでした。
その神社でお祈りしてもらってるという、
なにかわからないけど、安心感というか、
なにかわからないけど、不思議な力を感じてくれたようでした。
私の場合は、たまたま神社でしたが、
ご先祖さまでも、お寺でも、教会でも…
なんでもいいと思うんです。
信じるものは救われる
という言葉がありますが、なんだか
そういうことを感じました。
なぜ信じるものは救われるのか、
私なりにいろいろと考察して書いたブログあります。
もしよかったらお手すきのときに読んでくださいね。
信じる者は救われるのか?〜スピリチュアルと健康〜
サンタさんから考える。幸せに元気に生きる秘訣
治る希望があれば新薬の代わりに水でも効いた‼️末期がん患者の奇跡的な回復の話
信じるということ、一切れのパン
もう今は3年前のことですが昨日のことのように思いだされましたので、記事にしました。
今「もう あかん…無理や…」と死にそうな感じに思っておられる方も、いるかもしれません。
そんなふうに思っておられる方のために書きました。
こんな変な記事、なんの参考にもならないかもしれませんが、
「それが叶うかどうかわからなくても、祈る気持ちや、なにかを信じる気持ちが人を守り、人を救う……」
そういうこともあるんじゃないかなと思いましたので……
どうか、なにか少しでも希望を見い出されることができますように、
ただただ心よりお祈りしています。
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重症筋無力症と言う難病闘病体験を経て、
たくさんの本や人から教えていただいた
誰でもどこでもいつでも
お金をかけずにできるヘルスケア、
心のあり方を整えて元気に楽しく生きる
をお伝えしたい
南野原つつじがお届けしました。😊
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こんな長い記事を最後まで読んで下さってありがとうございました。
そんな優しいあなたに、これから、なにかしら役に立つ記事や情報をお届けできたら嬉しいです。
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最後まで読んでいただき心より感謝申し上げます。
今noteさんから、こんなお知らせが…
これもひとえに私の記事を読んでくださったあなたのおかげです。この場を借りて御礼申し上げます。ありがとうございました。