【読書記録】幻想と怪奇 不思議な本棚 ショートショート・カーニヴァル
2024年227冊目。
『幻想と怪奇』の特別編第二弾。前回は作家や古典作品に関連した作品がテーマでしたが、今回は本または本のある場所がテーマの作品集となっています。
今回は怪奇やホラーではなく、奇想や奇妙な味系のひねった展開の作品が多かった印象です。一作品あたりのページ数が10ページ弱というショートショートなのでこんな感じになったのでしょうか。同じショートショートでもホラーに寄せた『てのひら怪談』シリーズとは方向性が違っていて読み比べると面白いです。
個別で見ると「猫の図書室」「諸子百家ノ内 小説家・虞初伝」「百合の名前」あたりが面白かったです。