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【読書記録】馬と少年 ナルニア国物語3
2023年20冊目。
解説によるとナルニアシリーズで唯一現地の人間が主人公のエピソードであるとのこと。
面白いのは世界の誕生と同時に生まれたナルニア国がこの時代では地方の一小国扱いになっていること。
聖書を読んでいても思うんですが、異教徒とかの扱いってどうなってるんですかね?みんながアダムとイヴの子孫で、異教徒は堕落した人たちなんでしょうか。敵対しているならまだしもキリスト教が伝達していない地域の人たちの扱いも気になります。
今回の敵役はイスラム圏というかオスマントルコあたりがモデルだと思いますが、ファンタジーの敵国としては実世界のイメージを引きずりすぎている感じがします。
ピーターたちって結構長い間ナルニアを治めていたイメージだったのですが、この巻を読んだ感じだと実は普通に歳をとっていて年数としてはそんなに長くない?どういう設定になっているのか気になります。