【読書記録】ぜんしゅの跫
2023年160冊目。
比嘉姉妹シリーズの短編集二冊目。
「ぜんしゅの跫」は「ずうのめ人形」の直後のお話。結婚してても野崎呼びなのは少し違和感を感じてしまいました。ラストの姉妹の会話がよかったですね。長編ファンも必読だと思います。
「鬼のうみたりければ」は『平成怪奇小説傑作集』にも収録されていましたね。比嘉姉妹が登場せず野崎だけのお話しは前作の「などらきの首」でもそうですが、怪奇現象が解決しないので新鮮ですね。
「赤い学生服の女子」では美晴が大人バージョンで再登場。美晴ほんと好きですね。また登場してほしいです。