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【読書記録】妖怪の子預かります3 妖たちの四季

2024年192冊目。

シリーズ三作目は短編集となります。

「桜の森に花惑う」は後々本編にも絡みそうなエピソード。久蔵は妖怪のことをほとんど知らないはずですが初音がいきなり人間ではないとか言ってしまっていて大丈夫なのでしょうか。次巻以降が楽しみになるエピソードでした。

「真夏の夜に子妖集う」は梅吉と津弓のエピソード。後にタッグを組む二人になるとのことですが、これも本編で描かれることはあるのでしょうか。

「冬の空に月は欠け」は白嵐と月夜公の出会いのお話し。ラストで白嵐は真実に気づかせないために月夜公に襲いかかりますが、その後の関係を見るとやはり月夜公は真実に気づいているのではないでしょうか。元には戻れないといっていますが、なんだかんだで収まっているように見えます。これも弥助のおかげだと思います。

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