
【読書記録】早稲田文学 二〇二一年秋号
2022年16冊目。
特集が「ホラーのリアリティ」だということで初めて手に取ってみました。
内容は多彩で、ガッチマンや人生つみ子といったVtuber たちの対談の他に、ホラー映画、漫画の評論があったり、文学でも古今東西それぞれのテーマで書かれたものがあったりで、ホラーに興味のある人ならどれか一つは琴線にかかるものがあるのではないでしょうか。
ホラーや幻想文学も専門としている『ナイトランド・クォータリー』や『幻想と怪奇』も読んでいますが、あちらに載っている評論と比べて早稲田文学の評論は小論文といった趣でしっかりとした文章が多く新鮮でした。
私は理系の学部出身でこういう文章は読み慣れていないのですが、憧れがありますね。つい手にとってしまう魅力を感じました。