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【読書記録】怪と幽 vol.016

2024年181冊目。

特集は陰陽師と巷説百物語。陰陽師はこの前『陰陽師伝奇大全』を読んだばかりだったので面白かったです。『陰陽師伝奇大全』は創作を主体にしたアンソロジーですが、この特集は現実の陰陽師を詳しく調べているので違いがあってよいです。とはいえ今も昔も変わらないのが夢枕獏の『陰陽師』シリーズ。40年近く書き続けられているのはすごいですね。

京極夏彦の小説は前回巷説百物語が終わったこともあり一回休みでした。

了巷説百物語はすでに単行本を読んでしまったので順番が前後してしまいました。年表が助かります。ドラマ版やアニメ版は見ていないのですが、今見る手段ってあるのでしょうか。U-NEXTあたりだと見られるのでしょうか。

小説は岩井志麻子『おんびんたれの禍夢』の冒頭が収録。収録範囲だと土俗ホラーな感じでしたがここから海外に舞台を移していくそうです。小野不由美の営繕かるかやシリーズは久しぶりに物悲しさよりも怖さの勝る作品でした。映像としてイメージしやすくてゾクゾクしました。

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