【読書記録】ウィザーズ・ブレインⅧ 落日の都 上中下
2023年34〜36冊目。
一度読んで内容をしっているだけに再読がしんどいエピソード。
これまでのエピソードもそうですが明確な悪役が存在せず、みんな自分の置かれた環境で必死に生きているのがわかるので辛いです。
これは元神戸自治軍の人たちだけでなく、シティ・シンガポールの一般市民の人たちにも当てはまります。今だって苦しい生活を送っている人がほとんどなのに人類の未来のことなんて言われてもわからないですよね。
真昼の死は悲しいですが、真昼を殺した人たちが悪いとはどうしても思えませんでした。
その真昼が最後に残した言葉は何だったのでしょうか。錬にも何か残したようですがサクラは何を隠しているのでしょう。
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