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【読書記録】後宮の検屍女官
2023年129冊目。
『少女小説を知るための100冊』で『薬屋のひとりごと』の副読本として紹介されていた作品。コミカライズ版を先行して読んでいましたが原作も読み進めます。
屍体の描写や検屍の場面はヴィジュアル面でコミカライズ版の方がインパクトあって良かったですが、細かい心理描写や場面の説明なんかは小説の方がわかりやすくて好みです。
作中で鞭打ち70回という場面がありましたが、どう考えても多すぎです。ちょっと調べてみましたが普通に命に関わります。跡も残るでしょうし、才里は今後罪人の証を背負って生きることになります。
延明は桃花のことをだいぶ特別視している感じですが桃花から見た延明の評価はまだこれからといったところでしょうか。延明に取り入って検屍の役人にしてもらうのが一番早そうですが、この世界の女性役人ってあまりいない感じですかね?