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【読書記録】本好きの下剋上〜司書になるためには手段を選んでいられません〜第四部 貴族院の自称図書委員Ⅸ

2024年215冊目。

第四部完結です。最後は貴族院ではなくエーレンフェストが舞台でした。

プロローグのシャルロッテとフロレンツィアの会話は前回の短編集で功績を譲るように言われたシャルロッテの不満が現れていました。粛正によってヴィルフリートの側近も入れ替わりが出てきそうですが、ヴィルフリートは貴族院の子どもたちばかりが念頭にあって自身の側近には意識がいっていないようです。やはりヴィルフリートはローゼマイン同様に社交に問題があるのではないでしょうか。

第四部のラスボスはシキコーザの母親が再び登場。まさか再登場するとは思っていませんでした。暗躍するゲオルギーネもやっかいですね。

ゲオルギーネはこのまま本好きの世界のラスボスになるのでしょうか。正直王位の継承問題にも巻き込まれそうなローゼマインと、中位領地でしかないエーレンフェストの領主を狙うゲオルギーネだと格が違うようにも思えるのですが、王位問題とゲオルギーネが絡むことがあるのでしょうか。

アーレンスバッハの様子をみるとどうやら一枚岩ではない様子。フェルディナンドの味方になってくれるような人はいるのでしょうか。

エピローグ以降、孤児院に新しい子どもが増える描写がありますが粛正は直接的な描写はしない感じでしょうか。子どもが孤児院に入ったってことは粛正は終わったということですよね。それとも詳細は第五部で描かれるのでしょうか。

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