【読書記録】ナイトランド・クォータリーvol.036 夢魔がもたらす幻想
2024年233冊目。
特集は夢魔。サキュバスが代表的かと思いますが、淫夢以外にも悪夢を見せる悪魔のようなイメージもあります。サキュバスはリリスの娘と言われたりとキリスト教的なイメージがありますが、ファンタジーに登場しすぎてエルフやドワーフといった肉体を持った妖精のようなイメージもあります。
小説では「ディスヴォーラ家の高窓の灯り」に注目。作者のホワイトは『ルクンドオ』がありますが、なんと第二短編集『セイレーンの歌』が刊行予定とのこと。ナイトランド叢書の新刊自体がいつぶりでしょうか。ナイトランド叢書は全部持ってますが、これからもどんどん出してくれると嬉しいです。ドラキュラ紀元の新刊も待ってます。