【読書記録】半七捕物帳5
2024年144冊目。
「新カチカチ山」は船が沈んで犠牲者が多数出た事件。本筋と関係ないですが当時泳げる人ってどのくらいいたんだろうと思いました。イメージ的には女性で泳げる人は少なかったのではないでしょうか。
「歩兵の髪切り」は江戸時代にこんな組織があったとは知らなかったのでびっくりしました。wikiで調べると幕府陸軍というのがヒットしました。
髪切りというと歌川芳藤の絵が思い浮かぶのですがこういう事件は実際にあったようですね。
「菊人形の昔」「蟹のお角」は外国人が登場するお話し。当時の異人に対する感情や混乱の様子が興味深いです。この作品のように夫婦で来日するケースもあったのでしょうか。