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京繍 職人さんインタビュー⑦
【京繍を次世代へ】
京都府の伝統的工芸品、京繍。伝統工芸士の安部敦子様にお話を伺いました。経済産業大臣指定伝統的工芸品 伝統工芸士・安部敦子様
ホームページ http://kyo-nui.com
つたえ手 沢山のお話を伺って、これはもう本当にすごく編集を上手にしないと。
👘本当にね、嬉しいんです。そうして伝統産業を発信してくださるということが。刺繍だけじゃなくて、多分伝統産業に携わってる方っていうのは昔はね、全部必需品だったわけですよね、着物にしたって。例えば家の瓦一つにしたって必需品だったんですけれども、やっぱりいろんな合理化とか色んな事が進んでくる中で、
伝統産業っていうのは全てのものが必需品から美術品に変わっていってると私は思うんですね。
そうするとやっぱり、それに携わっている者にとったら、やはり高価なものでもあるので、特に今こんなコロナになってきますと、やはり着物なんて必要じゃなくなるし、何もかもが伝統産業のものに対してはそんな贅沢はやっぱり必要じゃなくなってくるわけで。
こうして発信してくださる。ちょっとやっぱり落ち着いた時にこのコロナでも落ち着いた時にやっぱり日本のもの、ちょっとまた長話になるんですけど、
こういう風にして困った世界中が困った時っていうのは輸入も難しくなるわけで。そうするとやっぱり日本のものが必要になってくると思うんです。
もちろんマスクもそうですし、マスクだってやっぱり日本で作られるマスクがいいって言う皆さん、おっしゃる方も多い。
やっぱり最終的には自給自足というのはすごい大切なものなので、そう思うと伝統産業も決して高いばかりではないと思うので、皆さんに伝わったらいいかなと伝えてもらえたら本当に嬉しく思っています。
つたえ手 分かりました!本当にありがとうございました。
こちらのインタビューは音声でもお楽しみ頂けます🎧
①お仕事を始めたきっかけ
②お祖母様の帯
③刺繍糸について
④今もマスクを作っています
⑤伝統を繋げたい
⑥伝統工芸士の役割
⑦伝統産業の可能性🍀